クリップボードとは?コピーした内容を一時的に保存すること

パソコンやスマートフォンで頻繁に使用されている「クリップボード」について、初心者の方にもわかりやすいように画像を使用して説明しております。ここではWindows10のパソコンを例に話しを進めていきます。

 以下の方を対象としております
・クリップボードについていまいちよく分からない
・クリップボードは1度の内容しか保存できないの?

対象OSWindows10

スポンサーリンク

クリップボートとは?

例えばパソコンで文字をコピーするときには、「Ctrl」+「C」「右クリック」+「コピー」、切り取りをする場合は「Ctrl」+「X」「右クリック」+「切り取り」をするかと思います。その際にコピーされた情報を一時的にパソコンが記憶し、貼り付けをした際にまったく同じ内容の文字を貼り付けすることが出来ます。

下図はインターネット上にある文字をコピーして、メモ帳に貼り付けた例になります。

【クリップボートの例】

クリップボートの例

文字の他にも画像ファイルや音声ファイル、動画ファイルと言ったファイルもクリップボードにコピーしておくことができます。

スポンサーリンク

クリップボートは1つの内容しか保存出来ない?

クリップボードは新たに他のものをコピーをすると前回の内容は消去されます。あくまで1度の内容しか保存されません。

しかし、少し前のコピーしたものをどうしても使いたい時があります。そういった場合は次に紹介する「クリップボードの履歴」を有効活用しましょう。

クリップボードの履歴が使用できるようになった

クリップボードは1度の内容しか保存されませんが、2018年11月14日 Windows 10 October Update (Version 1809)の更新プログラムで、クリップボードの履歴という新たな機能が追加されました。

クリップボードの履歴とは、過去にクリップボードにコピーした文字や、アプリケーション上で切り取りやコピーした動作を履歴として保存できるようになった機能です。キーボードの「Windowsマーク」+「V」を押すと下図のように表示されます。

【クリップボードの履歴】
「Windowsロゴ」+「V」でクリップボードが表示される

【クリップボードの履歴をオンまたはオフにする設定について】
初期設定ではオフになっているので、クリップボードの履歴を使用したい方は下記を参考にしてみて下さい。
「Windows10 クリップボードの履歴をオンまたはオフに設定する」

まとめ

いかがでしたでしょうか?

最後にクリップボードについてまとめてみたいと思います。

  1. クリップボードとは、テキストやファイルなどを一時的に保存すること
  2. クリップボードは1回コピーや切り取りをする毎に新しい情報が上書きされる
  3. 少し前のコピーしたものを使いたい場合は、クリップボードの履歴を使おう
  4. クリップボードの履歴は初期設定では無効になっている

クリップボードについては以上になります。

良いパソコンライフを^^

 

関連記事

「Windows10 クリップボードの履歴について」

「Windows10 クリップボードの履歴をクリア(削除)する」

「パソコン用語集 初心者の方向け」


スポンサーリンク
 
関連記事(スポンサー含む)
 
  • コメント: 0

Windows HDDなのかSSDなのか確認する方法前のページ

Windows10 クリップボードの履歴について次のページ

関連記事

  1. Windows標準搭載ツール

    トラブルシューティングツールとは?

    トラブルシューティングツールとは、何かパソコンに問題があった時に、手軽…

  2. Windows標準搭載ツール

    タスクトレイとは?

    この記事では、Windowsのパソコンでの「タスクトレイ」の意味につい…

  3. パソコンが重い・遅い

    レジストリとは一体なんなのか?

    ここでは「レジストリとは一体なんなのか?」について説明して行きます。こ…

  4. Windows標準搭載ツール

    タスクバーとは?

    この記事ではWindowsパソコンの「タスクバーとは?」について説明し…

  5. OneDrive

    OneDriveの使用容量と空き容量を確認する方法

    この記事では、Microsoftが提供するオンラインストレージの「On…

  6. パソコン用語一覧

    Windowsパソコンにあるスナップ機能とは?

    Windowsパソコンに搭載されているスナップ機能の意味について説明し…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

スポンサーリンク

カテゴリー

PAGE TOP