この記事では、デバイスドライバの意味について案内しております。デバイスドライバと聞くと初心者の方は目を丸くしてしまうと思いますが、図解を使い誰でも理解できるようにして見ました。
以下の方を対象としております
・初心者でもデバイスドライバが何なのかわかるように説明してほしい
・デバイスドライバを見てみたい
・デバイスドライバはなぜ必要なの?
対象OSWindows7、Windows8/8.1、Windows10、Windows11
※Windows Updateの更新プログラムの状況により、内容が変更されることがありますがその際はご了承ください。
目次
1.デバイスドライバの呼び名について
デバイスドライバは略して「ドライバ」「ドライバー」などと呼ぶこともあり、「デバイスドライバー」と最後の文字を伸ばす呼び方もありますが、一般的に使用されている呼び名は「ドライバー」となります。ここでは正式名所である「デバイスドライバ」の言葉を使っていきます。
では「デバイスドライバ」の説明に入りたいと思います。
2.デバイスドライバをデバイスマネージャーから確認してみよう
まずはデバイスドライバを実際にどういうものなのか、デバイスマネージャーから確認してみましょう。
【デバイスマネージャーの開き方】
Windows7 Windows8/8.1、Windows10、Windows11 【デバイスマネージャーの開き方を画像付きで確認したい場合】 |
【パソコンのOSを確認したい場合】
自分が使用しているパソコンのOSがわからない方は、下記の記事を参照してください。
→「Windows パソコンのOSを確認する方法」
デバイスマネージャーに表示されているもの全てが「デバイスドライバ」となります。
デバイスマネージャーを開いたらデバイスドライバを見てみましょう。ここでは「モニター」のデバイスドライバを見てみたいと思います。
・「モニター」をダブルクリックします。
・モニターをダブルクリックするとモニター名が表示されるので「モニター名」をダブルクリックします。
・モニターのデバイスドライバの情報が表示されました。
・デバイスドライバをインストールした日や、バージョンの情報、もしくは削除したり更新したりする場合は、上のタブの「ドライバ」を左クリックします。
・各項目を確認する事ができ、この画面から操作をすることができます。
このように各機器ごとにデバイスドライバがあり、デバイスマネージャーから確認する事ができます。
では次に「デバイスドライバ」の説明に入りますが、デバイスマネージャーの意味を知るにはパソコンというものがどの様に動作しているのか、漠然とでいいので理解しておく必要があります。
3.パソコンにはハードウェアとソフトウェアがある
パソコンが動作している要因は、大きく分けると2つに分けることができます。
- PC
- OS
そして、PCはハードウェアであり、OSはソフトウェアになります。
PC本体意外にも様々なハードウェアがあり、PCに内蔵されているものや、周辺機器としてユーザーが手軽にPCに接続できるものもあります。
- HDD・SSD
- メモリ
- マウス
- モニターなど
一方、ソフトウェア(OS)には様々なソフトウェア(プログラム)が搭載されています。
- 各種アプリケーション
- デバイスドライバなど
ハードウェアとは物理的な物(現実的に手で触れられるもの)、ソフトウェアとは仮想的な物(画面の中にあり手で触れられないもの)と考えるとイメージがしやすいかも知れません。このハードウェアとソフトウェアを合体させるとパソコンが動作し使えるようになります。
次は、デバイスドライバについてもう少しかみ砕いて見ましょう。
4.ハードウェアとソフトウェアを繋ぐ架け橋であるデバイスドライバが必要
ハードウェアは単独では使用できず、ソフトウェアが必要となってきます。一方、ソフトウェアもハードウェアが無いと使用することができません。
このハードウェアとソフトウェアを繋ぐ架け橋となるのが「デバイスドライバ」です。
音楽をCDプレイヤーで聴くときをイメージするとわかりやすいかと思いますが、CDプレイヤーとスピーカーは「ケーブル」で繋がっています。
CDプレイヤー→ケーブル→スピーカー
パソコンで音楽を聴く際は、ケーブルを繋いだり、Bluetoothスピーカー(無線)で繋いだりします。
※細かい事を言うと「サウンドカード」や「オーディオインターフェイス」と言うものが必要となって来ますが、ここでは割愛します。
PC→ケーブル→スピーカー
PC→Bluetooth→スピーカー
しかし、パソコンの場合は上図のようにただ単に接続しただけでは聴けず、PC(OS)がスピーカーであることを認識し、聴ける様にパソコンとスピーカーを繋ぐための「デバイスドライバ」が必要となってきます。以下の図が正式な図となります。
PC→デバイスドライバ→ケーブル→スピーカー
PC→デバイスドライバ→Bluetooth→スピーカー
繰り返しになりますが、このようにPCを使用する際は必ずハードウェアとソフトウェア(OS)を繋ぐ架け橋であるデバイスドライバが必要となってきます。
まとめ
最後に「デバイスドライバ」についてまとめます。
- パソコンには「ハードウェア」と「ソフトウェア」があるよん。
- ハードウェアとは「HDD・SSD」「メモリ」「マウス」「モニター」などのことを言うよん。
- ソフトウェアとは「アプリケーション」「デバイスドライバ」などがあるよん。
- ハードウェアとソフトウェアを合体させて初めてパソコンとして使用できるんるん♪
- デバイスドライバが無いとハードウェアを使用する事が出来ないよーん。ショボーン(´・ω・`)
- デバイドライバはハードウェアとソフトウェア(OS)を繋ぐ架け橋なんだ。
その他のパソコン用語について知りたい方は、下記を参考にしてみて下さい。
「デバイスドライバーとは?」については以上になります。
ドライバーの関連記事
→「Windows デバイスマネージャーでドライバーを元に戻す方法」
→「Windows デバイスマネージャーからBluetoothドライバを再インストール」
→「Windows 更新プログラムのドライバーの確認とインストール方法」
→「Windows10 GeForce ExperienceでNVIDIA(GeForce)ドライバーを更新する方法」
今日も明日もあなたにとって良き1日になるといいですね^^
この記事へのコメントはありません。