拡張子とは?初心者の方にわかりやすく説明

ここでは「拡張子」の意味について、初心者の方にも理解できるように専門用語は極力使わず画像を使って説明しております。一般的な拡張子とは、どのようなファイルのかを識別して関連付けられているアプリケーションで起動するためにあります。

 以下の方を対象としております
・初心者にも理解できるように拡張子とは何なのか説明して欲しい

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1.ファイルの拡張子を確認してみよう

一般的なファイルには必ず「拡張子」があり、ファイル名の後にドットを挟み「.png」というようについています。拡張子の説明に入る前に、まずは目視で見た方が理解しやすいと思うので拡張子を見てみましょう。

どのファイルでもいいので「①ファイル」を右クリック「②プロパティ」を左クリックします。

どのファイルでもいいので「①ファイル」を右クリック→「②プロパティ」を左クリックします。

ファイルの種類でどのような「拡張子」かを確認することができます。ここでは画像ファイルである「PNG」という拡張子であることが確認できます。

ファイルの種類でどのような「拡張子」かを確認することができます。ここでは画像ファイルである「PNG」という拡張子であることが確認できます。

この「PNG」が拡張子になります。

仕事や知り合いなどに「このファイルの種類って何?」だったり、「このファイルの拡張子教えて!」と聞かれた場合は、ファイルを右クリック→プロパティを開いて、ファイルの拡張子を確認して伝えてあげましょう。

【拡張子はすぐに確認する事も可能】

初期設定では、ファイル名の後に「.png」などは表示されていないですが、下図のように拡張子をすぐに確認することができる方法があります。

デメリットとしては、名前を変更する際に誤って拡張子を削除してしまったり、人によってはファイル名が見づらかったりする場合があるので、お好みで選択してください。

「Windows 拡張子を表示させる方法」

 

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2.拡張子はなぜ必要なのか?

拡張子を理解するためにはまずは、ファイルについて理解しなければなりません。Windowsのファイルは大きく分けると2つあります。

1.プログラムを動かすファイル
2.一般的なファイル

1.プログラムを動かすファイル
プログラムを動かすファイルは、通常は見ることも触ることもありません。その名の通りプログラムを動かすファイルなので、誤って削除してしまうとアプリケーションが起動できなくなったり、最悪はパソコンが動かなくなったりします。
代表的なファイルで言うと「アプリケーション拡張(.dll)」があり、このファイルはアプリケーションなどに関係しているファイルなので、通常触ることは無くダブルクリックでファイルを開こうとしても開けません。

代表的なファイルで言うと「アプリケーション拡張(.dll)」があり、このファイルはアプリケーションなどに関係しているファイルなので、通常触ることは無くダブルクリックでファイルを開こうとしても開けません。

2.一般的なファイル
一般的なファイルは冒頭でも紹介した「音楽ファイル」「画像ファイル」「動画ファイル」など様々な種類があります。プログラムを動かすファイルとは違い、ファイルをダブルクリックすると、関連付けされたアプリケーションで自動的に開くことができよく見慣れたファイルになります。
ファイルをダブルクリックしたときに起動するアプリケーションの確認は、さきほど拡張子を確認したように「①ファイル」を右クリック「②プログラム」で見ることが出来ます。

ファイルをダブルクリックしたときに起動するアプリケーションの確認は、さきほど拡張子を確認したように「①ファイル」を右クリック→「②プログラム」で見ることが出来ます。

この「png」のファイルは「フォト」と言うアプリケーションで起動することが確認できます。

この「png」のファイルは「フォト」と言うアプリケーションで起動することが確認できます。

そして、「音楽ファイル」「画像ファイル」「動画ファイル」をダブルクリックしたときは、私のパソコンでは下図のようになっています。あくまで一例で、環境によって起動するアプリケーションは違ってきます。

【音楽ファイル】
「i-tunes」が起動する。

「i-tunes」が起動

【画像ファイル】
「フォト」のアプリケーションが起動する。

「フォト」のアプリケーションが起動

【動画ファイル】
「映画&テレビ」のアプリケーションが起動する。

「映画&テレビ」のアプリケーションが起動

このようにファイルをダブルクリックして開けると言う事は、何らかしらのアプリケーションに関連付けされたアプリケーションが起動していると言う事になります。

3.同じ種類のファイルでも拡張子によって起動するアプリケーションが異なる

ファイルには「音楽ファイル」「画像ファイル」「動画ファイル」といったものがあり、各ファイルには一例ですが様々な拡張子があります。

ファイル 拡張子
音楽 mp3、wma、AAC
画像 JPG、PNG、GIF
動画 MP4、MOV、WMV

そして、拡張子によって起動するアプリケーションが違う事があります。

どういう事かと言うと、下図の音楽ファイルの内容は全く同じですが、拡張子に関連付けされているアプリケーションが違うため、ダブルクリックすると左が「i-tunes」で右が「Grooveミュージック」のアプリケーションが起動します。そして、見た目も各アプリケーションのアイコンになっています。

ダブルクリックすると左が「i-tunes」で右が「Grooveミュージック」のアプリケーションが起動します。そして、見た目も各アプリケーションのアイコンになっています。

このように音楽ファイルをダブルクリックするとアプリケーションが起動するという事ではなく、細かいことを言えば、音楽ファイルをダブルクリックすると拡張子に関連付けされたアプリケーションが起動すると言う事になります。

× ファイルをダブルクリック→アプリケーションが起動
 ファイルをダブルクリック→拡張子からどのアプリケーションで起動するか自動的にパソコンが選択→アプリケーションが起動

4.アプリケーションの関連付けは変更することができる

例えば、音楽ファイルをダブルクックした後に意図しないアプリケーションが開いてしまうのであれば、各拡張子の関連付けを特定のアプリケーションに指定することで、指定したアプリケーションで開くことが出来ます。

アプリケーションの関連付けは一時的なものでは無く、この先ずっと指定したアプリケーションで開くことができるので、頻繁に使用しているアプリケーションであれば大変便利な機能です。

目的が明確にわかっている状態でアプリケーションの関連付けを変更するのはいいですが、目的があやふやなまま変更するのは止めておきましょう。特に初心者の方は、適当に変更してしまうと訳が分からなくなってしまい、混乱を招いてしまいます。

操作方法については以下の記事を参照してください。

まとめ

最後に一言でまとめてみたいと思います。

一般的に言う拡張子とは、どのようなファイルのかを識別して、関連付けられているアプリケーションで起動するためにあるんです。

他のパソコン用語について知りたい方は、下記を参照してください。

「パソコン用語集 初心者の方向け」

参考になれば幸いです^^


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