この記事では、Windows10のパソコンで「エクスプローラーのOneDriveを隠す(表示させない)方法」について案内しております。
この記事で得られること
Windows10のパソコンで、エクスプローラーの左に表示されているOneDriveを隠す方法を知ることが出来る。
対象OSWindows10
操作案内の前に伝えておきたいこと
操作案内に入る前に2つ伝えておきたいことがあります。
1.エクスプローラーからOneDriveを削除するのではなくあくまで隠すと言うこと
2.レジストリエディターからOneDriveのレジストリ情報を書き換える
1.エクスプローラーからOneDriveを削除するのではなくあくまで隠すと言うこと
OneDriveを削除(アンインストール)しても、なぜかエクスプローラーに残ってしまうOneDrive。
このエクスプローラーに残ってしまっているOneDriveを消す方法は2つあります。
1.OneDriveを隠す
2.OneDriveを完全に削除する
ここでの案内は、エクスプローラーにある「2.OneDriveを削除する」のでは無く、あくまで「1.OneDriveを隠す」方法の案内になります。
よって、OneDriveをエクスプローラーから完全に削除したいのであれば下記を参照してください。
→「Windows10 エクスプローラーのOneDriveを完全に削除する方法」
2.レジストリエディターからOneDriveのレジストリ情報を書き換える
レジストリについて解らない方は下記を参照してください。
【レジストリについて】
→「レジストリとは一体なんなのか?」
レジストリの情報を書き換えるので、操作を誤ってしまうと、パソコンに不具合が起きたり最悪の場合は、パソコンが起動できなくなったりしまう恐れがあります。
このような事態に陥った際に、パソコンを以前の状況に戻せる「復元ポイントを手動で作成してシステムの復元を行う」、そして、システムの復元がうまいかなかった場合は「レジストリのバックアップ(現在のパソコンの情報を保存する)」を取ることをおすすめします。
操作自体はどちらも簡単で時間が掛かることは無いですが、面倒くさい方は、「復元ポイント」もしくは「レジストリのバックアップ」どちらかでもとっておきましょう。
【復元ポイントを手動で作成する】
→「Windows10 システムの保護を有効にし復元ポイントを手動で作成する」
【レジストリのバックアップ】
→「Windows10 レジストリのバックアップと復元方法」
操作手順
では「Windows10 エクスプローラーのOneDriveを隠す(表示させない)方法」の案内に入ります。
まずはレジストリエディターを開きます。
・左下にある「①スタート」ボタンを右クリック→「②ファイル名を指定して実行」を左クリック。
・「名前」のところに「①regedit」と入力→「②次へ」を左クリック。
regeditをコピペでも大丈夫です。
【ユーザーアカウント制御】
ユーザーアカウント制御の画面が表示されたら「はい」を左クリックします。
・「レジストリエディタ―」が開きます。
※しつこいようですがレジストリは誤って削除してしまったり、変更するとパソコンに不具合が起きる恐れがあるので、操作の方は慎重に行っていきましょう。操作方法は簡単なのでゆっくり行えば大丈夫です。
・以下のキーをコピーします。
HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{018D5C66-4533-4307-9B53-224DE2ED1FE6}
「表示されている文字を一度消す」。
・先ほどコピーしたキーをキーボードの「Ctrl」+「V」か、「①右クリック」→「②貼り付け」で貼り付けをする。
・貼り付け後、キーボードの「Enterキー」を押す。
・すると下図のように表示されるので「{018D5C66-4533-4307-9B53-224DE2ED1FE6}」のフォルダー内が右に表示されている事を確認します。
・「System.IsPinnedToNameSpaceTree」をダブルクリック。
・「値のデータ」を「1から0に変更」します。
・「①0に変更」→「②OK」ボタンを左クリック。
・データの値が「0」になっている事を確認すれば完了です。
・エクスプローラーを開いて「OneDrive」のアイコンが表示されていない事を確認してみましょう。
【OneDriveが表示されてしまっている場合】
OneDriveが表示されてしまっている場合は、一度エクスプローラーを閉じて再度開いてみてください。それでも表示される場合は、パソコンを再起動してみてください。
「Windows10 エクスプローラーのOneDriveを隠す(表示させない)方法」については以上になります。
参考になれば幸いです^^
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