Windows10のパソコンで、PDFをChromeで開いてしまう時の対処方法を案内しています。対処方法は簡単で、PDFを「Microsoft Edge」もしくは「Acrobat Reader」で開くように設定をするだけです。

　以下の方を対象としております
・突然PDFがChromeで開くようになってしまった
・デスクトップやエクスプローラー(フォルダー)内にあるPDFファイルのアイコンがChromeに変わってしまった

対象OSWindows10

※Windows Updateの最新の更新プログラムにより内容が変更する事がありますが、その際はご了承ください。

操作案内の前に伝えておきたいこと

PDFを開くとChromeが開いてしまう原因は、そのように設定されているからです。

Windows10のパソコンの初期設定では、PDFを開くと「Microsoft Edge」のブラウザが開くようになっており、覚えがないかもしれませんが、PDFを開くとChromeが開くように設定の変更を行ったためです。

PDFを開くとChromeが起動する場合は、PDFのアイコンが下図のようにChromeアイコンに変わっているはずです。

【初期状態(Microsoft Edge)の場合】

【変更後(Chrome)の場合】

この問題を改善するには、PDFを開いた時のアプリを「Microsoft Edge」もしくは、Adobe社から提供されている「Acrobat Reader」が起動するようにすればいいだけです。

なぜこの２つのアプリかと言うと、他のアプリで開こうとするとPDFファイルは、Chromeと同様、PDFアイコンでは表示されません。

そして、このPDFのアイコンはフリーソフトを使わない限り変更する事は出来ないからです。

Windows10 PDFをChromeで開いてしまう時の対処方法

では操作手順に入りたいと思います。

１．どれでもいいので「①PDFファイル」を右クリック→「②プロパティ」をクリックします。

 

２．「プログラム」にある「変更」ボタンをクリックします。

 

３．次に、PDFファイルを開くアプリを選択します。ここでは「Acrobat Reader」を選んでみたいと思います。Microsoft Edgeでも大丈夫です。

「①Adobe Acrobat DC」をクリック→「②OK」ボタンをクリックします。

変更したいアプリが見つからない場合 １．アプリが見つからない場合は、下にスクロールしていき「その他のアプリ」をクリックします。   ２．先ほど表示されなかったアプリが表示されるので、この中から選択します。

 

４．最後に下にある「OK」ボタンをクリックして完了です。

Acrobat Readerの「サムネイル(プレビュー)」機能は便利

「Acrobat Reader」を選んで、パッと見てファイルの中身が分かる「サムネイル(プレビュー)」機能を使用したい方は、下記の記事を参考にしてみて下さい。

【サムネイル(プレビュー)が無効の状態】

【サムネイル(プレビュー)が有効の状態】

→「Windows10 PDFの中身が見えるサムネイル(プレビュー)が表示されない時の対処方法」

以上になります。

関連記事

→「Windows10 Chromeのブラウザ内でPDFをAcrobatで開く方法」