Windows10 システムの復元ポイントを手動で作成する

Windows10のPCで、システムの復元ポイントを手動で作成する方法を案内していきます。システムの復元ポイントは「自動」で作成する方法と「手動」で作成する方法がありますが、ここでは「手動」で作成する方法を案内して行きます。

svg-icons icon=”tags” wrap=”i”] 以下の方を対象としております
・システムの復元ポイントを手動で作成したい
・システムの復元ポイントが作成されるタイミングがいまいちよく分からない

対象OSWindows10

※Windows Updateの最新の更新プログラムにより内容が変更する事がありますが、その際はご了承ください。

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操作案内の前に伝えておきたいこと

システムの復元ポイントは大きく分けて以下の2つの理由で自動的に作成されます。

①タスクスケジューラー

タスクスケジューラーで決まった時間に復元ポイントは自動的に作成されるようになっています。

タスクスケジューラーで決まった時間に復元ポイントは自動的に作成されるようになっています。

②PCの環境に変更があった時

  1. OSを新規でインストールしたとき
  2. デジタル署名されていないアプリやドライバーをインストールしたとき
  3. 更新プログラムをダウンロードしてインストールされたとき
  4. システムの復元を行う直前

タスクスケジューラーやアイドル状態などの専門用語がわからなかったり、より詳細について知りたい方は下記の記事を参照してください。
「Windowsの復元ポイントが自動作成されるタイミングは1日1回?」

このような理由からシステムの復元ポイントは自動で作成されますが、いまいちよく分からない場合や不安な方は、復元ポイントを手動で作成する事も一つの手です。

ここでは復元ポイントを手動で作成する方法を案内して行きます。

復元ポイントはいくつまで作成する事ができる?
復元ポイントの目安は、1か月~1か月半ぐらいの状態にPCを戻したいのであればあくまでおよそですが10GB前後です。

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Windows10 システムの復元ポイントを手動で作成する方法の操作手順

では操作手順に入りたいと思います。

手動で復元ポイントを作成した際に、無事に作成できているかどうか確認する方法も合わせて案内していきます。

1.手動で復元ポイントを作成する
2.作成した復元ポイントを確認する

1.手動で復元ポイントを作成する

検索ボックスに「①システムの復元」と入力→「②復元ポイントの作成」をクリックします。

❶検索ボックスに「①システムの復元」と入力→「②復元ポイントの作成」をクリックします。

検索ボックスが無い場合

「①スタート」ボタンを右クリック→「②システム」を左クリックします。

「①スタート」ボタンを右クリック→「②システム」を左クリックします。

 

下にスクロールしていき「関連設定」にある「システムの保護」をクリックします。

下にスクロールしていき「関連設定」にある「システムの保護」をクリックします。

 

ユーザーアカウント制御の画面が表示されたら、管理者のパスワードを入力します。管理者のパスワードがわからないと操作できません。

「①パスワード」を入力→「②はい」をクリックします。

❷「①パスワード」を入力→「②はい」をクリックします。

パスワードを設定していない場合
パスワードを設定していない場合は、パスワードは空欄で「はい」をクリックすれば大丈夫です。

 

上のタブが「①システムの保護」になっていることを確認→「②作成」ボタンをクリックします。

❸上のタブが「①システムの保護」になっていることを確認→「②作成」ボタンをクリックします。

 

次に復元ポイントの名前を入力していきます。

「○○のアプリをインストールする前」など、後でわかりやすい名前にしておきましょう。日付に関しては名前に入れなくても、後で確認することができるのでわかりやすい名前の方がいいかと思います。

「①名前」を入力→「②作成」をクリックします。

❹「①名前」を入力→「②作成」をクリックします。

 

「復元ポイントを作成しています」と表示されるので待ちます。

❺「復元ポイントを作成しています」と表示されるので待ちます。

 

復元ポイントの作成が終わると「復元ポイントは正常に作成されました」と表示されるので、「閉じる」をクリックします。

❻復元ポイントの作成が終わると「復元ポイントは正常に作成されました」と表示されるので、「閉じる」をクリックします。

先ほどの「システムの保護」の画面に戻り、これで復元ポイントを手動で作成することができました。

作成した復元ポイントを確認する際は、そのままお進みください。

 

2.作成した復元ポイントを確認する場合

「システムの復元」をクリックします。

❶「システムの復元」をクリックします。

 

「次へ」をクリックします。

❷「次へ」をクリックします。

 

すると先ほど手動で作成した「復元ポイント」があることを確認できます。

❸すると先ほど手動で作成した「復元ポイント」があることを確認できます。

手動で作成した復元ポイントが表示されていない場合
画面左下にある「他の復元ポイントを表示する」にチェックを入れれば、表示されるはずです。
復元ポイントが無い場合は、画面左下にある「他の復元ポイントを表示する」にチェックを入れれば、表示されるはずです。

 

このまま進むとシステムの復元を行ってしまうので、右上にある「×」ボタンをクリックして閉じてください。

❹このまま進むとシステムの復元を行ってしまうので、右上にある「×」ボタンをクリックして閉じてください。

作成した復元ポイントの有効期限について
復元ポイントは、設定している容量の範囲を超えると古い復元ポイントから削除されていきます。
復元ポイントの容量は初期設定ではおよそ、HDDやSSDの全体容量に対して4%に設定されています。このノートPCの場合、Cドライブの最大容量が237GBなので約10GBが、復元ポイントとして保存されています。
作成した復元ポイントの有効期限について
冒頭でも伝えましたが、10GBあるとおよそ1か月~1か月半ぐらいの間の復元ポイントを残すことができます。
期間を延ばしたいのであれば下記の記事を参考にしてください。
「Windows10 システムの復元ポイントの容量を減らす方法」

以上になります。

関連記事

「Windows10 システムの復元を行う方法」

「Windows10 復元ポイントを削除する」

「Windowsの復元ポイントが自動作成されるタイミングは1日1回?」

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コメント

    • 一匹狼
    • 2018年 12月 01日

    助かりました。
    感謝です。
    恐ろしく分かり易いですよ。たまげた!

    今後も参考にさせて戴きます。
    どうもありがとう

      • パソ子
      • 2018年 12月 01日

      一匹狼さんどうも^^
      こちらの記事もよりわかりやすく案内するため、今後、記事修正を行います。
      こちらこそありがとうございました!

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