Windows8/8.1 デスクトップのアイコンが固定されて動かない時の対処方法

この記事では、Windows8/8.1のパソコンで、デスクトップのアイコンが固定されて動かない時の対処方法を、2つに分けて案内しております。

 この記事で得られること
Windows8/8.1のパソコンで、「自動整列のチェックを外す」か「IconCacheのファイルを削除する」事で、デスクトップのアイコンが固定されて動かないときの問題を改善することができる。

対象OSWindows8/8.1

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操作の案内の前に伝えておきたいこと

デスクトップのアイコンが固定されて動かないときの対処方法は2つあります。

  1. アイコンの自動整列にチェックが入っている。
  2. アイコンのキャッシュファイル「IconCache」を削除する。

この2つについて、操作案内の前に簡単に説明していきます。


「1. アイコンの自動整列」とは、デスクトップ上のアイコンを自動的に整列してくれる、Windowsに標準搭載されている機能です。デスクトップにあるアイコンを誤ってクリックして移動してしまわないように、チェックを入れて固定する場合には有効です。

Windows8/8.1のパソコンで「アイコンの自動整列」にチェックが入っている状態

しかし、この「自動整列」は、チェックが入っているとデスクトップにあるアイコンは固定されてしまうので、アイコンを移動することができなくなってしまいます。

よって、誤ってチェックを入れてしまった確率が高いです。「自動整列」のチェックを外すことにより、アイコンを移動する事が出来ます。

 

「2. IconCache」とは、キャッシュファイルの事を言います。キャッシュファイルから情報を読み込み、アイコンの表示を素早く行ってくれます。

 IconCacheについて

パソコンは毎回1から情報を読み込むと、アイコンを表示するのに時間が掛かってしまいます。この問題を解決するため、パソコンは、一度行った作業は自動的にキャッシュファイルを作成し保存します。

再度同じ作業を行う際は、パソコンはまずキャッシュファイルから情報を読み込み、足りない部分に関しては1から情報を読み込みます。

この「IconCache」のキャッシュファイルが、何らかしらの原因で正常に機能していない場合は、アイコンが動かなくなってしまったり不具合が起きてしまいます。

よって、不具合の原因となっている「 IconCache」のキャッシュファイルを削除した後に、パソコンを再起動します。すると、新しい「 IconCache」のキャッシュファイルが作成されるので、「 IconCache」を削除することにより改善される場合があります。

「 IconCache」のファイルを削除しても、パソコンを再起動後、自動的に「 IconCache」のファイルは作成されるのでご安心ください。

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操作手順

Windows8/8.1 デスクトップのアイコンが固定されて動かない時の対処方法の案内に入りたいと思います。

アイコンの自動整列にチェックが入っていないか確認してみる

①デスクトップの何もないところで右クリック②表示「③アイコンの自動整列」にチェックが入っていれば、左クリックでチェックを外す。

①デスクトップの何もないところで右クリック→②表示→「③アイコンの自動整列」にチェックが入っていれば、左クリックでチェックを外す。

アイコンが移動できるかどうか確認してみてください。

移動できない場合は、次にお進みください。

「IconCache」のファイルを削除する

・「 IconCache」のファイルは、重要なファイルとなっており、Windowsのパソコンでは通常触れることのできないように、初期設定では非表示に設定されています。

「 IconCache」のファイルを操作するには、「隠しファイル・隠しフォルダー」というWindowsのパソコンに搭載されている機能を「非表示」から「表示」に設定する必要があります。

流れとしては、「隠しファイル・隠しフォルダー」を表示する設定をし、「 IconCache」のファイルを削除するという事になります。

そして、「隠しファイル・隠しフォルダー」はパソコンを使用するにあたって重要なファイルなどがあり、誤って削除してしまうと最悪はパソコンが動かなくなったりしてしまいます。一連の作業が終わったら、必ず「隠しファイル・隠しフォルダー」は非表示にしておきましょう。

【隠しファイル・隠しフォルダー】
・左下にある「①スタート」ボタンを右クリック「②エクスプローラー」を左クリック。
左下にある「①スタート」ボタンを右クリック→「②エクスプローラー」を左クリック。
・左上にあるタブの「表示」を左クリック。
左上にあるタブの「表示」を左クリック。
「隠しファイル」に左クリックでチェックを入れて画面を閉じ、次は「 IconCache」のファイルを削除していきます。
「隠しファイル」に左クリックでチェックを入れて画面を閉じ、次は「 IconCache」のファイルを削除していきます。

 

・隠しファイルを表示した後に「 IconCache」のファイルがある場所を開いていきます。

左下にある「①スタート」ボタンを右クリック「②エクスプローラー」を左クリック。

左下にある「①スタート」ボタンを右クリック→「②エクスプローラー」を左クリック。

 

・左の項目にある「Windows8_OS(C:)」を左クリック。

左の項目にある「Windows8_OS(C:)」を左クリック。

 

「Users」をダブルクリック

「Users」をダブルクリック。

 

・現在ログインしているユーザー名の「フォルダー」をダブルクリック

現在ログインしているユーザー名の「フォルダー」をダブルクリック。

※現在ログインしているユーザー名が解らない場合は、下記の灰色の部分を参照してください。

【現在ログインしているユーザー名の確認方法】
ここではタスクマネージャーから確認していきます。
・左下にある「①スタート」ボタンを右クリック「②コントロールパネル」を左クリック。
左下にある「①スタート」ボタンを右クリック→「②コントロールパネル」を左クリック。
・左上の表示方法が「カテゴリ」になっていることを確認し「ユーザーアカウントとファミリーセーフティ」を左クリック。
左上の表示方法が「カテゴリ」になっていることを確認し「ユーザーアカウントとファミリーセーフティ」を左クリック。
「ユーザーアカウント」を左クリック。
「ユーザーアカウント」を左クリック。
・左の項目にある「ユーザープロファイルの詳細プロパティの構成」を左クリック。
左の項目にある「ユーザープロファイルの詳細プロパティの構成」を左クリック。
「現在ログインしているユーザー名」を確認することが出来ます(下図で言えばパソコン名が「LENOVO-PC」となっており「¥」の後の文字がユーザー名になります)。
「現在ログインしているユーザー名」を確認することが出来ます(下図で言えばパソコン名が「LENOVO-PC」となっており「¥」の後の文字がユーザー名になります)。

 

「AppData」をダブルクリック

「AppData」をダブルクリック。

 

「Local」をダブルクリック

「Local」をダブルクリック。

 

・「 IconCache」のファイルを探すため、下にスクロールしていきます。

「 IconCache」のファイルを探すため、下にスクロールしていきます。

 

「 IconCache」のファイルを左クリックで選択し、背景が青く反転されたことを確認します。

「 IconCache」のファイルを左クリックで選択し、背景が青く反転されたことを確認します。

 

「 ①IconCache」のファイルを右クリック「②削除」を左クリック。

「 ①IconCache」のファイルを右クリック→「②削除」を左クリック。

 

・「 IconCache」のファイルが削除されたことを確認します。

「 IconCache」のファイルが削除されたことを確認します。

 

・最後にパソコンを再起動しますが、先述した通り、最悪パソコンが起動できないといったことなどが起きないように、「隠しファイル・隠しフォルダー」を非表示にしておきましょう。

こちらをクリックすると「隠しファイル・隠しフォルダー」の設定する案内に飛びます。

左下にある「①スタート」ボタンを右クリック「②シャットダウンまたはサインアウト」「③シャットダウン」を左クリック。

左下にある「①スタート」ボタンを右クリック→「②シャットダウンまたはサインアウト」→「③シャットダウン」を左クリック。

 

「Windows8/8.1 デスクトップのアイコンが固定されて動かない時の対処方法」については以上になります。

今日お仕事だった人はお疲れ様です。明日、仕事の人は頑張ってください^^


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