Windows7 デスクトップのアイコンが固定されて動かない時の対処方法

この記事では、Windows7のパソコンで、デスクトップのアイコンが固定されて動かない時の対処方法を、2つに分けて案内しております。

 この記事で得られること
Windows7のパソコンで、「自動整列のチェックを外す」か「IconCacheのファイルを削除する」事で、デスクトップのアイコンが固定されて動かないときの問題を改善することができる。

対象OSWindows7

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操作の案内の前に伝えておきたいこと

デスクトップのアイコンが固定されて動かないときの対処方法は2つあります。

  1. アイコンの自動整列にチェックが入っている。
  2. アイコンのキャッシュファイル「IconCache」を削除する。

この2つについて、操作案内の前に簡単に説明していきます。


「1. アイコンの自動整列」とは、デスクトップ上のアイコンを自動的に整列してくれる、Windowsに標準搭載されている機能です。デスクトップにあるアイコンを誤ってクリックして移動してしまわないように、チェックを入れて固定する場合には有効です。

アイコンの自動整列について

しかし、この「自動整列」は、チェックが入っているとデスクトップにあるアイコンは固定されてしまうので、アイコンを移動することができなくなってしまいます。

よって、誤ってチェックを入れてしまった確率が高いです。「自動整列」のチェックを外すことにより、アイコンを移動する事が出来ます。

 

「2. IconCache」とは、キャッシュファイルの事を言います。キャッシュファイルから情報を読み込み、アイコンの表示を素早く行ってくれます。

 IconCacheについて

パソコンは毎回1から情報を読み込むと、アイコンを表示するのに時間が掛かってしまいます。この問題を解決するため、パソコンは、一度行った作業は自動的にキャッシュファイルを作成し保存します。

再度同じ作業を行う際は、パソコンはまずキャッシュファイルから情報を読み込み、足りない部分に関しては1から情報を読み込みます。

この「IconCache」のキャッシュファイルが、何らかしらの原因で正常に機能していない場合は、アイコンが動かなくなってしまったり不具合が起きてしまいます。

よって、不具合の原因となっている「 IconCache」のキャッシュファイルを削除した後に、パソコンを再起動します。すると、新しい「 IconCache」のキャッシュファイルが作成されるので、「 IconCache」を削除することにより改善される場合があります。

「 IconCache」のファイルを削除しても、パソコンを再起動後、自動的に「 IconCache」のファイルは作成されるのでご安心ください。

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操作手順

Windows7 デスクトップのアイコンが固定されて動かない時の対処方法の案内に入りたいと思います。

アイコンの自動整列にチェックが入っていないか確認してみる

デスクトップの何も無いところで右クリック表示「③アイコンの自動整列」のチェックを左クリックで外す。

①デスクトップの何も無いところで右クリック→②表示→「③アイコンの自動整列」のチェックを左クリックで外す。

「アイコンの自動整列」のチェックを外してもアイコンが移動できない場合は、次にお進みください。

 

「IconCache」のファイルを削除する

「 IconCache」のファイルを削除するためには、「隠しファイル・隠しフォルダー」を表示しなければなりません。案内に入る前に確認しておきましょう。

そして、「隠しファイル・隠しフォルダー」はパソコンを使用するにあたって重要なファイルなどがあり、誤って削除してしまうと最悪はパソコンが動かなくなったりしてしまいます。一連の作業が終わったら、必ず「隠しファイル・隠しフォルダー」は非表示にしておきましょう。

【隠しファイルー・フォルダーの確認方法】
・左下にある「①スタート」ボタンを左クリック→「②コンピューター」を左クリック。
左下にある「①スタート」ボタンを左クリック→「②コンピューター」を左クリック。
・左上にある「①整理」を左クリック→「②フォルダーと検索のオプション」を左クリック。
左上にある「①整理」を左クリック→「②フォルダーと検索のオプション」を左クリック。
・左上のタブの「表示」を左クリック。
左上のタブの「表示」を左クリック。
「①隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」に左クリックでチェックを入れて、最後に右下にある「②適用」ボタンを左クリック。
「①隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」に左クリックでチェックを入れて、最後に右下にある「②適用」ボタンを左クリック。

 

・隠しファイル・フォルダーを表示した後に「 IconCache」のファイルの場所を開いていきます。

左下にある「①スタート」ボタンを左クリック→「②コンピューター」を左クリック。

左下にある「①スタート」ボタンを左クリック→「②コンピューター」を左クリック。

 

・左の項目にある「OS(C;)」を左クリック。

左の項目にある「OS(C;)」を左クリック。

 

「Users」をダブルクリック

「Users」をダブルクリック。

 

・現在ログインしているユーザー名の「フォルダー」をダブルクリック

現在ログインしているユーザー名の「フォルダー」をダブルクリック。

 

※現在ログインしているユーザー名が解らない場合は、下記の灰色の枠の部分を参照してください。

【現在ログインしているユーザー名の確認方法】
ここでは「タスクマネージャー」から確認していきます。
「①タスクバーの何も無いところ」で右クリック「②タスクマネージャーの起動」を左クリック。
「①タスクバーの何も無いところ」で右クリック→「②タスクマネージャーの起動」を左クリック。
・上のタブの「ユーザー」を左クリックすると「現在ログインしているユーザー名」を確認することが出来ます。
上のタブの「ユーザー」を左クリックすると「現在ログインしているユーザー名」を確認することが出来ます。

 

「AppData」をダブルクリック

「AppData」をダブルクリック。

 

「Local」をダブルクリック

「Local」をダブルクリック。

 

・下にスクロールしていきます。

下にスクロールしていきます。

 

・「 IconCache」のファイルを左クリックし、背景が青く反転されている事を確認

「 IconCache」のファイルを左クリックし、背景が青く反転されている事を確認。

 

「 ①IconCache」のファイルを右クリック「②削除」を左クリック。

「 ①IconCache」のファイルを右クリック→「②削除」を左クリック。

 

・「このファイルをごみ箱に移動しますか?」と表示されるので「はい」を左クリック。

「このファイルをごみ箱に移動しますか?」と表示されるので「はい」を左クリック。

 

・「 IconCache」のファイルが削除された事を確認します。

「 IconCache」のファイルが削除された事を確認します。

 

・最後にパソコンを再起動しますが、その前に、先述した「隠しファイル・フォルダー」は、誤って他のファイルなどを削除してしまわないように、非表示にし直しておきましょう。

※「隠しファイル・フォルダー」を非表示の方法を知りたい方はこちら(先程の案内したページ内に飛びます)

再起動の仕方は、「①スタート」ボタンを左クリック→「②」にカーソルを持っていく→「③再起動」を左クリック。

「①スタート」ボタンを左クリック→「②」にカーソルを持っていく→「③再起動」を左クリック。

 

「Windows7 デスクトップのアイコンが固定されて動かない時の対処方法」については以上になります。

今日も明日もあなたにとって良き1日とありますように^^


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