Windows8/8.1 タスクマネージャーのパフォーマンス画面を徹底的に追及する

タスクマネージャーのパフォーマンス画面では様々な情報が記載されています。ここではCPU,メモリ,HDD(ハードディスク)の項目を事細かく説明していきたいと思います。

windows8/8.1 タスクマネージャーの開き方

  • スタートボタンを右クリック→タスクマネージャー
  • もしくはタスクバーを右クリック→タスクマネージャー
※タスクマネージャーの開き方の画像を使っての案内は「Windows8 タスクマネージャーの開き方と見方」を参照してみてください。

では、タスクマネージャを開き「パフォーマンス」をクリックしてみましょう。

タスクマネージャーのパフォーマンスでのCPUの見方

CPUについての詳細は「CPUとは?」を参照してください。

Windows8/8.1 タスクマネージャーのパフォーマンスでのCPUの見方で番号を振って説明
①CPU
各項目をクリックするとその項目の詳細が見れます。
➁CPUの型番
型番が表示されています。
③CPUの使用率と速度

CPUの使用率も速度もインターネットを開いてページを読み込んだり、ファイルを開いたりすると数値が上がります。

・使用率

CPUが現在どのぐらい使用しているのか比率で確認できます。

・速度

動作周波数(最大の速度はCPUのスペックによります)

④CPUのプロセス数、スレッド数、ハンドル数

・プロセス数

プロセスとは例えば一つのプログラムやアプリケーションソフトを起動したときに、1つのプログラムやアプリケーションに対していくつものプロセスが動作する物もあります。

解りやすく言えばIEのブラウザを起動して3個のタブがあれば、IEのプロセス数は3個となります。

プロセス数=プログラムやアプリケーションの数ではありません。

・スレッド数

スレッドとは1つの処理をするときにその処理をするための簡単に言うと、命令と道です。

1つの処理にいくつものスレッド数=複数の命令が出せる道があることにより処理速度がアップします。

複数の道に関してはCPUの性能に依存します。

・バンドル数

バンドルとはプロセス数に対して、Windows(OS)が処理をしているプログラムです。

プロセス数が増えれば増えるほどバンドル数も増えていきます。

⑤CPUの稼働時間

今までのCPU(パソコン)の稼働時間です。

⑥詳細

・最大速度

CPUの最大速度でお使いのパソコンのCPUに依存します。

・ソケット

CPUのソケットの数です。

CPUには2つのCPUが搭載されているマルチプロセッサというものもあります。

・コア

コアとは簡単に言うとCPUの中にある人間の脳です。

このパソコンは脳が2個あり、1つのCPUに対して2つコアがあることをマルチコアプロセッサといいます。

・論理プロセッサ数

1コア1スレッドの場合は1になり、1コア2スレッドの場合は論理プロセッサは2となります。論理プロセッサの数が増えれば増えるほど処理が早くなります。

※コアやプロセッサについての詳細を知りたい方は「CPUとは?」の「コア数」という項目を参照してみてください。

・仮想化

本来は1台のパソコンに1つのOSしか起動することができないですが、仮想化することによりOSを複数起動できることができます。

その仮想化が有効なのか無効なのかの確認です。

・Hyper-Vサポート

Hyper-Vとは仮想化する際のシステムで、Windows Sever向けのOSで導入されていて、Windows8 Pro、Windows8 Enterpriseの一般向けのOSで導入されました。

上記の仮想化と一緒で1台のパソコンで複数のOSを起動することができます。

Hyper-Vがサポートされている場合は「はい」となります。

・L1キャッシュ、L2キャッシュ

キャッシュとはキャッシュメモリのことを言い、頻繁に使うデータはこのキャッシュに一時的に保存されます。理由は、キャッシュメモリはものすごい速度でデータのやり取りをしてくれます。そして、このものすごい早いデータのやりとりをしてくれるこのキャッシュに保存することによって、パソコンの高速化が実現できるからです。

L1キャッシュとL2キャッシュは数字が若ければ若いほどデータのやり取りが早くなります。

※キャッシュについての詳細は「CPUとは?」の「キャッシュメモリ」を参照してみてください。

タスクマネージャーのパフォーマンスでのメモリの見方

では次にメモリのタスクマネージャーの詳細画面を見てみましょう。

メモリの詳細について知りたい方は「メモリとは?」を参照してください。

Windows8/8.1 タスクマネージャーのパフォーマンスでのメモリの見方で番号を振って説明
①メモリ

各項目をクリックするとその項目の詳細が見れ、現在はメモリが選択されています。

➁搭載しているメモリの容量と種類

・メモリの容量

このパソコンでは4GBのメモリを搭載してます。

・メモリの種類

このパソコンではDDR3という種類のメモリを搭載してます。

③使用中、利用可能

・使用中のメモリの容量

現在2.2GBのメモリを使用してます。

・利用可能なメモリの容量

残りのメモリの利用できる容量が1.6GBあります。

④コミット済み、キャッシュ済み

・コミット済み

プロセスとはOSやメモリなどの処理を実行しているプログラムのことをいい、そのプロセスで使用するために予約されている仮想メモリ(ページングファイル)のことをコミットと言います。

「コミット済み」なので予約が完了している事になるので、

「使用している物理メモリ+仮想メモリ(ページングファイル)=コミット済み」となります。

ここが理解できれば仮想メモリ(ページングファイル)がどのぐらい使用されているのかも計算で出せます。

「3GB(コミット済み)ー2.2GB(使用されている物理メモリ)=仮想メモリ(ページングファイル)0.8GB(800MB)」となります。

現時点で約800MBの仮想メモリ(ページングファイル)が使用されていることになります。

ちなみに私のパソコンではコミット済みが最大5.3GBとなっており、設定によっては拡大していきます。物理メモリが4GBなのでコミット済みの数値が4GBを超えると、メモリ不足によりパソコンが重くなります。

なので、コミット済みのサイズが搭載しているメモリ容量より数値が超えた場合は、メモリの増設をおすすめします。

※仮想メモリ(ページングファイル)がどのぐらい割り当てられるのか計算するためには、物理メモリが4GBでコミットの最数値は5.3GBなので

「5.3GB(コミットの最数値)ー4GB(物理メモリ)=1.3GBが仮想メモリ(ページングファイル)」となります。

ページングファイルに関しては後述、「⑤ページプール、非ページ」で説明します。

仮想メモリについて詳細を知りたい方は「仮想メモリとは?(ページングファイル)」を参照してください。

・キャッシュ済み

キャッシュとは頻繁に使うデータを一時的にキャッシュメモリに保存して置いて、すぐその情報を呼び出せるようにHDD(ハードディスク)にはアクセスせず、キャッシュメモリから情報を取得します。簡単に言うとパソコンが高速化します。

そのキャッシュメモリがどのぐらい割り当て済みなのか表示されています。

⑤ページプール、非ページ

この部分を理解するために知っておかなければならない単語が3個あります。

  • カーネルモード
  • ユーザーモード
  • 仮想メモリまたはページングファイル

 

Windowsではカーネルモードとユーザーモードというものがあり、カーネルモードはOSの保護、ユーザーモードはユーザーが実行しているアプリケーションなどの事を言います。

これは例えばパソコンがフリーズしてしまい電源ボタンを押して強制終了したときに、カーネルモードでOSを保護してくれて、ソフトウェア的な損失を防いでくれるありがたい機能です。

そして仮想メモリ(ページングファイル)とはパソコンの速度を低下させないために、使用されていないメモリの領域を(使用されていないメモリと考えていいです)HDD(ハードディスク)上に一時的に保存します。

特にこれはメモリの搭載量が低いパソコンには有効です。

以上を踏まえたうえで説明していきます。

 

・ページプール

現在使用されているカーネルモードでのページプールの容量です。

カーネルモードでの使用しているメモリの領域で、メモリが足りなくなってくると自動的にメモリの仮想化(ページングファイル)が行われてパソコンの速度が落ちないようになります。

・非ページプール

現在使用されているカーネルモードでの非ページプールの容量です。

カーネルモードでの使用しているメモリの領域で、仮想化(ページングファイル)ができないものが容量として表示されています。

常にメモリ上に必要なデータなどが非ページプールに置かれています。

⑥さらに詳しい詳細

・速度

メモリの速度を表してます。数字が高ければ高いほど高速になります。

・スロットの使用

スロットがいくつあって現在何個スロットが空いているか。

・フォームファクター

メモリの規格でデスクトップパソコンはDIMMで、ノートパソコンはSODIMMになります。

・ハードウェア予約済み

BIOSや周辺機器のドライバ関連などの予約されたメモリです。

タスクマネージャーのパフォーマンスでのディスクの見方

最後にHDD(ハードディスク)を見てみましょう。

Windows8/8.1 タスクマネージャーのパフォーマンスでのディスクの見方で番号を振って説明
①ディスク

各項目をクリックするとその項目が表示され、現在ディスクを選択してます。

ちなみに外付けHDD(ハードディスク)などHDD(ハードディスク)が2個以上ある場合は、その他のHDD(ハードディスク)も表示されます。

➁HDD(ハードディスク)の型番

ここに表示されている型番を検索して自分のHDD(ハードディスク)の性能をみるのもいいですね。

③アクティブな時間、平均応答時間

・アクティブな時間

現在は0%となっておりますが、ファイルを開いたりインターネットを行っていたり、後ろで何かHDD(ハードディスク)にアクセスするようなプログラムやアプリケーションソフトが動いていると、0%以上の数値が表示されます。

毎回この数値が高ければ重い常駐ソフトや、ウィルスに感染している、HDD(ハードディスク)に問題がある可能性が高いです。

・平均応答時間

その名の通りHDD(ハードディスク)の平均応答時間です。

こちらもずっと平均応答時間が毎回続いてあれば何か問題があります。

④読み取り速度、書き込み速度

・読み取り速度

読み取り速度が早ければ早いほどインターネット速度も関係してくるので一概には言えないですが、例えばインターネットを行っているとき、Webページの表示が早くなったり、ファイルを開く動作が早かったりします。

・書き込み速度

こちらも読み取り速度と一緒で何かHDD(ハードディスク)にアクセスする事があれば数値がでます。こちらも書き込み速度が早ければ早いほどパソコンの動作が早くなります

⑤容量、フォーマット済み、システムディスク、ページファイル(ページングファイル)

・容量

HDD(ハードディスク)の容量です。

このパソコンでは466GBの容量があります

・フォーマット済み

BTOパソコンといい自作のパソコンでは、初めにHDD(ハードディスク)のフォーマットをしないとパソコンがHDD(ハードディスク)を認識しないため、自分で行う必要がありますが、メーカーのパソコンでは必ずフォーマット済みとなってます。

メーカーの人間がOSをインストールする際に、フォーマットは行っています。

・システムディスク

システムディスクとはOSがインストールされているHDD(ハードディスク)の事です。

例えばシステム用のHDD(ハードディスク)に問題が合ったときに、システム用とデータ用でHDD(ハードディスク)を分けることによって、システム用がダメになってもデータ用は生きているので、そこからデータを救助できることができ、リスク回避になります。

よくシステムとデータ毎に物理的にHDDを分けることがあるのはこのためです。

データ用にしているHDD(ハードディスク)に関しては「いいえ」と表示されます。

・ページングファイル

使用されていないメモリの領域をHDD(ハードディスク)上に一時的に保存する事をページングファイルと言います。

詳細は「タスクマネージャーのパフォーマンスでのメモリの見方」の「④コミット済み、キャッシュ済み」、「⑤ページプール、非ページ」を参照してください。


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