Windows8/8.1のパソコンで、システムの復元を無効にする方法を案内しております。システムの復元を無効にすると復元ポイントが無くなるため、パソコンが調子が悪くなった時に以前の正常な状態に戻すことができなくなってしまいます。詳細については記事内で説明しています。
以下の方を対象としております
・システムの復元を無効にしたい
対象OSWindows8/8.1
操作の案内の前に伝えておきたいこと
1.システムの復元を無効にすることをお勧めしない理由とは?
2.システムの復元を無効にする理由は?
1.システムの復元を無効にすることをお勧めしない理由とは
システムの復元はパソコンが調子悪くなった時に、手動もしくは自動で作成された復元ポイントからシステムの復元を行うことにより、パソコンを正常な状態に戻すことができます。
逆のことを言えば、システムの復元を無効にすることにより、復元ポイントが無くなるためシステムの復元を行うことができません。そして、本来システムの復元でパソコンを正常に戻すことができる可能性があるのに、最悪はパソコンを初期状態に戻さなければならないという事態が起きる場合があります。
初期状態に戻すことになった場合、データは全て消去されてしまうのでバックアップが必要となってきて非常に時間が掛かり面倒くさいです。
1度でもシステムの復元を無効にすると、無効にした時点で以前作成されていた復元ポイントが全て消去されます。どういうことかと言うと極端な話にありますが、システムの復元を無効にした後に、1時間後にパソコンの調子が悪くなってシステムの復元を行おうとしても以前の復元ポイントが削除されているため、システムの復元を行うことができなくなってしまうと言う事です。
下図はシステムの復元を無効にしているので。復元ポイントがないためシステムの復元を行うことができない状態です。
2.システムの復元を無効にする理由は?
システムの復元を無効にしたい理由のほとんどが、「HDD・SSDの空き容量を増やしたい」だと思います。
しかし、説明した通りリスクが伴うのでよくわからない方はもう1度、空き容量を増やす方法を考えてみましょう。
それでもシステムの復元を無効にしたい方のみこのままお進みください。
操作手順
では「Windows8/8.1 システムの復元を無効にする方法」の案内手順に入りたいと思います。
・左下にある「①スタート」ボタンを右クリック→「②コントロールパネル」を左クリックします。
・右上の表示方法が「①カテゴリ」になっていることを確認→「②システムとセキュリティ」を左クリックします。
・「システム」を左クリックします。
・「システムの保護」を左クリックします。
ユーザーアカウント制御の画面が表示された場合
・表示されている管理者の「①ユーザー名」確認→「②パスワード」を入力→「③はい」を左クリックします。
・上のタブの「①システムの保護」になっていることを確認→「②ドライブ」を左クリックで選択→「③構成」を左クリックします。
Cドライブ以外について
Dドライブ以降のドライブに関しては、通常は無効になっています。そもそもシステムの復元とは、システムを復元することになるのでそのシステムは「Cドライブ」に設定されており、D以降のデータに関しては関係ないからです。
そして、画像にある「PBR_DRV」というのは、パソコンメーカーが用意した「回復パーティション」になります。このパソコンは「Lenovo」というメーカーで、他のメーカーに関しては名前が違うかもしれません。「回復パーティション」は、パソコンを初期状態に戻すときに必要となってくる機能です。
「回復パーティション」はパソコンによっては無い場合もあります。
・「①システムの保護を無効にする」→「②適用」ボタンを左クリックします。
・「このドライブに対するシステムの保護を無効にしますか?」とメッセージ化表示されるので、「はい」を左クリックします。
・「現在の使用量」が「0」バイトになったことを確認したら完了です!
「Windows8/8.1 システムの復元を無効にする方法」については以上になります。
参考になれば幸いです^^
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