Windows7のパソコンで、システムの復元を無効にする方法を案内しております。システムの復元を無効にすると復元ポイントが無くなるため、パソコンが調子が悪くなった時に以前の正常な状態に戻すことができなくなってしまいます。詳細については記事内で説明しています。
以下の方を対象としております
・システムの復元を無効にしたい
対象OSWindows7
操作の案内の前に伝えておきたいこと
1.システムの復元を無効にすることをお勧めしない理由とは?
2.システムの復元を無効にする理由は?
1.システムの復元を無効にすることをお勧めしない理由とは
システムの復元はパソコンが調子悪くなった時に、手動もしくは自動で作成された復元ポイントからシステムの復元を行うことにより、パソコンを正常な状態に戻すことができます。
逆のことを言えば、システムの復元を無効にすることにより、復元ポイントが無くなるためシステムの復元を行うことができません。そして、本来システムの復元でパソコンを正常に戻すことができる可能性があるのに、最悪はパソコンを初期状態に戻さなければならないという事態が起きる場合があります。
初期状態に戻すことになった場合、データは全て消去されてしまうのでバックアップが必要となってきて非常に時間が掛かり面倒くさいです。
1度でもシステムの復元を無効にすると、無効にした時点で以前作成されていた復元ポイントが全て消去されます。どういうことかと言うと極端な話にありますが、システムの復元を無効にした後に、1時間後にパソコンの調子が悪くなってシステムの復元を行おうとしても以前の復元ポイントが削除されているため、システムの復元を行うことができなくなってしまうと言う事です。
下図はシステムの復元を無効にしているので。復元ポイントがないためシステムの復元を行うことができない状態です。
2.システムの復元を無効にする理由は?
システムの復元を無効にしたい理由のほとんどが、「HDD・SSDの空き容量を増やしたい」だと思います。
しかし、説明した通りリスクが伴うのでよくわからない方はもう1度、空き容量を増やす方法を考えてみましょう。
それでもシステムの復元を無効にしたい方のみこのままお進みください。
操作手順
では「Windows7 システムの復元を無効にする方法」の案内手順に入りたいと思います。
・左下にある「①スタートボタン」を左クリック→「②コントロールパネル」を左クリックします。
・右上にある表示方法が「①カテゴリ」になっていることを確認→「②システムとセキュリティ」を左クリックします。
・「システム」を左クリックします。
・左の項目にある「システムの保護」を左クリックします。
ユーザーアカウント制御が表示された場合
・「①ユーザー名」を確認→このユーザーの「②パスワード」を入力→「③はい」を左クリックします。
・上のタブが「①システムの保護」になっていることを確認→「②OS(C;)(システム)」を左クリック→「③構成」を左クリックします。
ファイルの以前のバージョンのみを復元するについて
・Windows7では「以前のバージョンの復元」というのがあり、誤ってファイルを変更もしくは削除してしまった場合にファイルを復元できる機能になります。
・ここではフォルダーを例に説明していきます。 「①フォルダー」を右クリック→「②以前のバージョンの復元」を左クリックします。
・すると復元ポイントの容量に比例して日付順に表示されるので、ここからフォルダーの復元を行うことができます。 よって、「ファイルの以前のバージョンのみを復元する」にチェックを入れると、システムの復元を行うことはできませんが、このような「以前のバージョン」の機能を使用したい場合は、こちらにチェックを入れましょう。ただし、HDD・SSDの容量は使用するのでお好みによって選んでください。 |
・「①システムの保護を無効にする」に左クリックでチェックを入れる→「②削除」を左クリックします。
・「このドライブで、システムに加えた不要な変更を元に戻したり~」というメッセージが表示されるので、「続行」を左クリックします。
・「すべての復元ポイントを削除中」と表示された場合は待ちます。
・「復元ポイントが削除されました」と表示されたら、「閉じる」ボタンを左クリックします。
・「OK」ボタンを左クリックします。
・「このドライブに対するシステムの保護を無効にしますか?」と表示されるので、「はい」を左クリックします。
・「OS(C;)(システム)」が無効になっていることを確認して完了です。
表示している画面は閉じて大丈夫です。
「Windows7 システムの復元を無効にする方法」については以上になります。
参考になれば幸いです^^
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