Windows11のPCで、デスクトップにスクリーンセーバーのショートカットアイコンを作成する方法を案内しています。そして、作成したショートカットアイコンをショートカットキーに割り当てる方法も紹介していきます。
以下の方を対象としております
・すぐにスクリーンセーバーを起動したい
対象OSWindows11
※Windows Updateの最新の更新プログラムにより内容が変更する事がありますが、その際はご了承ください。
目次
操作案内の前に伝えておきたいこと
スクリーンセーバーになるまでの時間は最短でも1分になっており、それ以上に短くすることはできないので、すぐにスクリーンセーバーを起動したい場合にはもどかしいです。
すぐにスクリーンセーバーを起動したい場合は、デスクトップにショートカットアイコンを作成するか、作成したアイコンをショートカットキーに割り当てます。
ショートカットキーを割り当てる際の注意点
作成したスクリーンセーバーのショートカットアイコンがないとショートカットキーに割り当てる事はできません。操作手順の方でも追って説明していきます。
Windows11 スクリーンセーバーのショートカットを作成する方法の操作手順
では操作手順の方に入りたいと思います。
1.スクリーンセーバーのファイルを探す
2.スクリーンセーバーのショートカットアイコンを作成する
3.ショートカットキーを割り当てる
1.スクリーンセーバーのファイルを探す
始めにPC内にある「スクリーンセーバーのファイル」を探していきます。
❶「エクスプローラー」をクリックします。
※タスクバーにエクスプローラーのアイコンが無い場合は、どれでもいいのでフォルダーを開いてください。
➋エクスプローラーを開いたら「C:\Windows\System32」の中にある「.scr」形式のファイルを探していきます。
下記のパスをコピーします。
C:\Windows\System32
パスをコピーしたらエクスプローラーに貼り付けをし、キーボードのEnterキーを押します。
❸現在「System32」の中身が開いているので、この中から「.scr」ファイルを探していきます。
下記のパスをコピーします。
*.scr
コピーした文字を検索窓に貼り付けをし、キーボードのEnterキーを押します。
※環境によっては検索の時間が掛かる場合があります。
❹すると合計6つのスクリーンセーバーのファイルが表示されます。このスクリーンセーバーのファイルは、スクリーンセーバーを設定する際のファイルと一緒ですが、名前が英語表記になっています。
実際にどのような種類があるのか上から順に見てみましょう。
写真(PhotoScreensaver)
スクリーンセーバーの設定で指定したフォルダーの画像が表示されます。
※写真や画像をスライドショーとして設定したい場合は、下記の記事を参考にしてください。設定が終わったら、戻ってきてこのまま次の手順に進んでください。
→「Windows11 スクリーンセーバーで写真や画像のスライドショーを設定する方法」
3Dテキスト(ssText3d)
「Windows」と言うロゴを表示したり、時刻を表示したりテキストをカスタマイズする事が出来ます。
※テキストを時計表示にしたい場合は、下記の記事を参考にしてみて下さい。変更し終えたらまたこちらに戻ってきて、このままお進みください。
→「Windows11 スクリーンセーバーを時計表示に設定する方法」
リボン(Ribbons)
画面を縦横無尽にリボンを描くようにカラフルな線が駆け回ります。
ラインアウト(Mystify)
残像が残るカラフルな線が縦横無尽に駆け巡ります。
バブル(Bubbles)
カラフルな泡が画面を縦横無尽に駆け巡ります。
通常のスクリーンセーバーを設定する画面では、デスクトップは表示されませんが、このファイルはデスクトップの上に泡が表示されてしまい、仕様のようです。
ブランク(scmsave)
真っ黒な画面になり何も表示されません。
2.スクリーンセーバーのショートカットアイコンを作成する
各スクリーンセーバーを見てどれにするのか決まったら、次にそのショートカットアイコンを作成します。ここでは「3Dテキスト(ssText3d)」を選んでみたいと思います。
❶「①ファイル」を右クリック→「②その他のオプション」を左クリックします。
➋さらに項目が表示されるので「ショートカットの作成」をクリックします。
❸メッセージが流れますが、「ここ」というのは先ほど開いていた「C:\Windows\System32」のフォルダーの中になります。この中にはショートカットキーを作成できないので、デスクトップにショートカットアイコンを作成するので「はい」をクリックします。
❹デスクトップに「スクリーンセーバーのショートカットアイコン」を作成する事が出来ました。
作成したショートカットアイコンをダブルクリックして、指定した種類のスクリーンセーバーが起動する事を確認してください。
3.ショートカットキーを割り当てる
最後に、作成したスクリーンセーバーのショートカットをショートカットキーに割り当てる方法を案内していきます。ちなみにタスクバーにショートカットアイコンを追加する事は出来きません。
では行ってみましょう。
❶「①ショートカットアイコン」を右クリック→「②プロパティ」を左クリックします。
➋「ショートカットキー」の「なし」の所に、ショートカットキーを割り当てます。
❸ショートカットキーを割り当てる際のポイントは、2つあります。
- 分かりやすいこと
- 他のショートカットキーと被らない事
以上の2点からおすすめは「Ctrl」+「Alt」+「L」になります。
ロック画面のショートカットキーと関連付けると覚えやすい
「Windowsロゴ」+「L」を押すと画面がロックされるので、この操作を応用して「Ctrl」+「Alt」+「L」が覚えやすく、他のショートカットキーと被らないのでいいかと思います。
❹実際に入力していきます。
「なし」を一度クリックしてカーソルを合わせます。
❺キーボードの「L」を押すと「Ctrl+Alt+L」と表示されます。
❻よければ最後に「OK」ボタンをクリックして完了です。
「Ctrl+Alt+L」を押してスクリーンセーバーが起動し、ショートカットキーが割り当てられたか確認してください。
ショートカットアイコンは削除してもいい?
割り当てたショートカットキーは、存在するショートカットアイコンから呼び出しているので削除してしまうと、割り当てられたキーも削除されます。
以上になります。お疲れさまでした!
関連記事
→「Windows11 スクリーンセーバーを時計表示に設定する方法」
→「Windows11 スクリーンセーバーで写真や画像のスライドショーを設定する方法」
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