視覚効果の項目一覧

 

ここでは、Windows7、Windows8/8.1、Windows10の視覚効果の項目一覧をまとめてみました。

お使いのパソコンによってはこれから紹介する全ての視覚項目があるわけではありません。

視覚効果の項目の中には無効にすると「Windows Aero」が使えなくなる事があるので注意が必要ですが、この設定を変えることによってパソコンが動かなくなったり誤作動を起こしたりすることは無いです。

高性能のパフォーマンスではほとんど意味が無いですが、低スペックのパソコンの場合、高速化が望める場合があります。

簡単に元通りに戻すことが出来るので、どんどん変えてみて自分にあった設定をしてみてください。

 

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視覚効果の項目一覧の詳細

 

では、「視覚効果の項目一覧の詳細」の説明に入ります

 

Aeroプレビューを有効にする

Aeroプレビューとは「Windows Aero」の事をいい、例えば下図のように何個かウィンドウを開いているとします。

そのときに後ろにある(デスクトップ)アイコンを確認したいときや、クリックしたい時にウィンドウを何個か閉じたり下のタスクバーに持って行かなければなりません。

そんなときは右下にある半透明部分にカーソルを持っていきます。

 

Windows Aeroが無効の場合

Windows Aeroが無効の場合

 

するとこのように開いていたウィンドウが半透明になります。

更にこの半透明な部分を左クリックすると開いているウィンドウが全て下のタスクバーに収納されて便利な機能です。

 

Windows Aeroが有効の場合

Windows Aeroが有効の場合

 


 

Windows内のアニメーションコントロールと要素

ボタンやスクロールバーの上にカーソルをのせたときに、クリックできるかどうかアニメーションでわかるようになっています。

 


 

アイコンの代わりに縮小版を表示させる

フォルダや画像をパッと見て分かりやすいように表示してくれます。

これは探し物をするときには大変便利です。

 

縮小版が無効の場合

フォルダの中身や画像が表示されておらず、ダブルクリックして一つ一つ開かないと中身が確認できません。

アイコンの代わりに縮小版を表示させる 無効

 

縮小版が有効の場合

フォルダの中身や画像がダブルクリックしなくても確認することができます。

アイコンの代わりに縮小版を表示させる 有効

 


 

ウィンドウとボタンに視覚スタイルを使用する

視覚スタイルが変わります。

無効にすると少し古い感じになります。

 

視覚スタイルが無効の場合

ウィンドウとボタンに視覚スタイルを使用する 無効

 

視覚スタイル有効

ウィンドウとボタンに視覚スタイルを使用する 有効

※ 視覚スタイルを無効にすると「ウィンドウの下に影を表示させる」「デスクトップコンポジションを有効にする」「透明感を有効にする」 が一緒に無効になります。
※ 「Windows Aero」も無効になります。

 


 

ウィンドウの下に影を表示させる

ウィンドウの下に影を表示させるかどうかの機能です。

複数ウィンドウを開いている時(重なっている時)にこの機能が有効になっていれば、ウィンドウ一つ一つが影のおかげではっきりとしていて見分けやすくなります。

 


 

ウィンドウを最大化や最小化するときにアニメーションで表示する

ファイルを閉じたりウィンドウを開いたりする時に、残像が残るかどうかの機能です。

アニメーションが無効の場合は、例えばウィンドウを左上にある「-」で閉じた時にすぐに「スッ」っと消えますが、有効だと残像が残り下のタスクバーに格納されたことが分かりやすくなります。

 


 

コンボ ボックスをスライドして開く

コンボボックスを開いた時にスライドされながら表示される機能をどうするか決められます。

ちなみにコンボボックスとは一度は見たことあると思いますが、下記の事です。

コンボボックス

 


 

スクリーン フォントの縁を滑らかにする

無効にすると若干文字がざらつき見えにくくなります。

 

滑らかにするが無効

無効

 

滑らかにするが有効

有効


 

タスク バーとスタート メニューでアニメーションを表示する

タスクバー上でフォルダのアイコンやソフトのアイコンなどが表示される時に、スライドしながら表示されます。


 

タスク バーの縮小版のプレビューを保存する

「アイコンの代わりに縮小版を表示させる」と項目に書いていますが、これはキャッシュに保存することによって縮小版のプレビューを早く表示させるという機能です。

簡単に言うと、下にあるタスクバーにあるフォルダなどの上にカーソルを持っていったときに、素早く中身を表示させるということです。

あまり体感的には変らないと思う人もいるぐらい微々たるものですが、効果はあるので極力軽くしたいのであればおすすめです。

※Windows Aeroが有効でないと動作しません。


 

デスクトップ コンポジションを有効にする

高性能のビデオカードを搭載しているパソコンは、この機能を有効にするとCPUの負荷が軽減してパフォーマンスアップに繋がりる事があります。

※ 無効にすると Windows Aeroも無効になるので注意が必要です。


 

デスクトップのアイコン名に影を付ける

デスクトップ上にあるアイコンやショートカットキーに影をつけることが出来て、視覚的に見やすくなります。


 

ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する

ドラックの最中にウィンドウの中身を表示するかどうかの機能です。

例えば上にあるタブを左クリック長押しで別のウィンドウで開くため移動すると、無効の場合は何のサイトなのか表示されませんが、有効だと移動の最中でも何のサイトか表示されます。

ドラッグ中にウィンドウの内容を表示するが無効の場合

    ↓

ドラッグ中にウィンドウの内容を表示するが有効の場合

 


 

ヒントをフェードまたはスライドで表示する

ヒント画面を表示する際にスライドするアニメーション表示をするかどうかの機能です。

※ Windows Aero が有効になっていないと動作しません。


 

マウス ポインターの下に影を表示する

マウスポインタの下に影を表示して見やすくさせる機能です。


 

メニューをフェードまたはスライドして表示する

メニューや右クリックでメニューを開いた際にフェードまたはスライドして表示させるかどうかの機能です。

有効だと浮き出てくる感じになります。


 

メニュー項目をクリック後にフェードアウトする

メニューや右クリックでメニューを開いて項目をクリックした際に、その項目の画面をフェードアウトさせるかどうかの機能です。


 

リストボックスを滑らかにスクロールする

リストボックスを滑らかにスクロールさせる機能です。

リストボックスとは下図のように右にスクロールバーがついている事をいいます。

リストボックスの右側にあるバー

 


 

 

透明感を有効にする

透明感があると全体的にスタイリッシュな感じになります。

例えばブラウザの上の部分や下にあるタスクバーの下の部分など。

有効だと後ろの背景が透けている感じになりますね。

 

透明感が無効の場合

透明感が無効の場合その1

透明感が無効の場合その2

 

 

透明感が有効の場合

透明感が有効の場合その1

透明感が有効の場合その2

 

※ Windows Aero が有効になっていないと動作しません。


 

半透明の[選択]ツールを表示する

範囲選択をした時に後ろのフォルダやアイコンなど半透明にして見やすくするかどうかの機能です。


 

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まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

視覚効果の項目がここまでの機能があるとは知りませんでした。

「無効にするとWindows Aeroが無効になる項目」「Windows Aeroが有効になっていないと動作しない項目」をピックアップしてみました。

参考にしてみて下さい。

無効にするとWindows Aeroが無効になる項目
  • ウィンドウとボタンに視覚スタイルを使用する
  • デスクトップ コンポジションを有効にする

 

Windows Aeroが有効になっていないと動作しない項目
  • タスク バーの縮小版のプレビューを保存する
  • ヒントをフェードまたはスライドで表示する
  • 透明感を有効にする

 

「視覚効果の項目一覧」の説明は以上になります。

参考になれば幸いです。

 

関連記事

・視覚効果の設定について知りたい方はこちら

→重いパソコンでは甘く見てはいけない視覚効果の設定

・視覚効果を全て有効にした時と無効にした時のパフォーマンスの比較を知りたい方はこちら

→視覚効果の有効と無効ではどの程度パフォーマンスに差が出るのか?


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