この記事ではWindows8/8.1のパソコンで、高速スタートアップを無効にする方法を案内しております。高速スタートアップが有効になっていると、何かと不具合が生じるので無効にする事をおすすめしております。
以下の方を対象としています
・高速スタートアップを有効から無効にしたい
対象OSWindows8/8.1
目次
操作の案内の前に伝えておきたい事
操作の案内の前に4つ伝えておきたいことがあります。
1.なぜ高速スタートアップを無効にした方がいいのか?
2.Windows Updateの更新プログラムによって高速スタートアップが有効になる場合がある
3.高速スタートアップが有効でも一時的に完全にシャットダウンする事が出来る
4.管理者で行う必要がある
1.なぜ高速スタートアップを無効にした方がいいのか?
なぜ高速スタートアップは無効にした方がいいかと言うと、メリットとデメリットを考えると明確です。
メリット
デメリット
|
上記の理由からメリットは「パソコンの起動時間が早くなる」だけで、その他には何もありません。よって、高速スタートアップは無効にしましょう。
2.Windows Updateの更新プログラムによって高速スタートアップが有効になる場合がある
Windows Updateの更新プログラムは、基本的には日本では、毎月第2水曜日か第3水曜日のどちらかに配信されます。何か問題があった場合は、この日にち以外にも配信されます。
そして、Windows Updateの更新プログラムには、まれに大型アップデート(1803や1809など)があり、この大型アップデートが適用された後、高速スタートアップを無効にしていたのに有効になってしまうことがあります。
毎回確認する事は面倒くさいと思うので、何かパソコンの不具合があったときは、一度、高速スタートアップが無効になっているか確認したほうがいいです。
3.高速スタートアップが有効でも一時的に完全にシャットダウンする事が出来る
デメリットを理解した上で、どうしてもスタートアップを有効にしパソコンの起動時間を短縮したいのであれば、キーボードの「Shift」キーを押しながらシャットダウンを行えば、一時的に完全なシャットダウンになります。
ちなみに再起動に関しては、高速スタートアップが有効になっていても、適用されません。
あくまでシャットダウンのみ高速スタートアップがその場限り無効になります。ただし、今後のWindows Updateの更新プログラムにより仕様が変更されるかもしれません。
4.管理者で行う必要がある
スタートアップの有効・無効の設定は、管理者権限が必要となってくるので、管理者でログインしましょう。
現在ログインしているアカウントが管理者かどうかわからない場合は、下記の記事を参照してください。
【ログインしているアカウントが管理者かどうか確認する場合】
→「Windows8/8.1 現在ログインしているユーザー名と管理者なのかどうか確認する」
一方、現在ログインしていないアカウントの管理者を調べるには、下記を参照してください。
【ログインしていないアカウントの管理者を確認する場合】
→「Windows8/8.1 現在ログインしていないユーザー名とアカウントの種類を確認」
操作手順
では「Windows8/8.1 高速スタートアップが有効になっている場合は無効にしよう」の案内に入ります。「コントロールパネル」から設定する事が出来ます。
・左下にある「①スタート」ボタンを右クリック→「②コントロールパネル」を左クリックします。
・右上にある表示方法が「①カテゴリ」になっていることを確認→「②システムとセキュリティ」を左クリックします。
・「電源オプション」を左クリックします。
・左の項目にある「電源ボタンの動作の確認」を左クリックします。
・このままの状態だと「高速スタートアップを有効にする」が灰色になっているので、チェックを外すことができません。
・よって、チェックを外せるようにするため「現在利用可能ではない設定を変更します」を左クリックします。
・「①高速スタートアップを有効にする」のチェックを左クリックで外す→「②変更の保存」を左クリックで、高速スタートアップを無効にすることが出来ます。
最後は念のためパソコンを再起動しておきましょう。
「Windows8/8.1 高速スタートアップが有効になっている場合は無効にしよう」については以上になります。
今日も明日もあなたにとって良き1日となりますように^^
この記事へのコメントはありません。