Windows8/8.1のパソコンではスクリーンセーバーをすぐに起動する事は出来ません。ここではすぐに起動できるように、スクリーンセーバーのショートカットとショートカットキーを割り当てる方法を案内をしていきます。
以下の方を対象としております
・スクリーンセーバーをすぐに起動したい
対象OSWindows8/8.1
※Windows Updateの最新の更新プログラムにより内容が変更する事がありますが、その際はご了承ください。
目次
操作案内の前に伝えておきたいこと
スクリーンセーバーを起動するには、スクリーンセーバーを有効にして指定した時間になる事が条件になります。
人が大勢いるカフェや会社などでは、セキュリティ対策も含めすぐにスクリーンセーバーを起動したい方もいるかと思います。
その場合は、ショートカットのアイコンを作成するか、ショートカットアイコンにショートカットキーを割り当ててスクリーンセーバーを起動する方法があります。
ここでは「ショートカットアイコンの作成」と「ショートカットキーを割り当てる方法」を案内していきます。
Windows8/8.1 スクリーンセーバーのショートカットを作成する操作手順
では操作手順に入りたいと思います。
1.スクリーンセーバーのファイルの探し方
2.ショートカットのアイコンを作成する
3.ショートカットキーを割り当てる
1.スクリーンセーバーのファイルの探し方
ショートカットを作成するには、スクリーンセーバーのファイルが必要となってくるので、初めにスクリーンセーバーのファイルを探します。
1.「エクスプローラー」をクリックします。
2.次に「C:\Windows\System32」の中にある「.scr」形式のファイルを探します。
下記の文字をコピーします。
C:\Windows\System32
コピーした文字を貼り付け後、キーボードの「Enterキー」を押します。
3.現在「System32」の中身が開いているのでこの中から「.scr」のファイルを探します。
下記の文字をコピーします。
*.scr
コピーした文字を、検索窓に貼り付けると自動的に検索が始まります。検索が始まらない場合はキーボードの「Enterキー」を押してください。
※ファイルが多いと時間が掛かる場合があります。
4.検索が終わると、下にスクリーンセーバーを起動するための「アプリケーション」が表示されます。
5.スクリーンセーバーのアプリケーションは全部で6つあります。
これから6つのスクリーンセーバーを紹介していくので、設定したいスクリーンセーバーを確認してください。
例:「3Dテキスト」のファイル名は「ssText3d」となります。
3Dテキスト(ssText3d)
Windowsのロゴや設定した文字、または時刻を表示させることができます。
時刻を表示したい場合は、先に下記の記事を参考に設定の変更を行ってください。時刻を表示する設定を終えたらまたこの記事に戻って操作を行ってください。
→「Windows8/8.1 スクリーンセーバーを時計表示に設定する方法」
バブル(Bubbles)
縦横無尽に泡が動きます。
スクリーンセーバーの設定からバブルを選択すると、通常は背景が黒くなりその黒くなった背景の上に泡が動作します。しかし、ショートカットからスクリーンセーバーを起動すると、何故かデスクトップの画面の上に泡が動作してしまいます。これは仕様です。
ブランク(scmsave)
背景が黒くなり何も表示されません。これはスクリーンセーバーといっていいのかどうか(笑)
ラインアウト(Mystify)
ラインが縦横無尽に描きます。
リボン(Ribbons)
ラインアウトと似ており、線が縦横無尽に駆け巡ります。
写真(PhotoScreensaver)
お気に入りの写真や画像を表示させることができます。
お気に入りの写真や画像をスクリーンセーバーのスライドショーに設定したい場合は、下記の記事を参照して、またこの記事に戻ってきて操作を行ってください。
→「Windows8/8.1 スクリーンセーバーで写真や画像のスライドショーを設定する方法」
2.ショートカットのアイコンを作成する
1.スクリーンセーバーの種類が決まったら、「①スクリーンセーバー」を右クリック→「②ショートカットの作成」を左クリックします。
2.「ここにショートカットを作成することはできません。デスクトップ上に作成しますか?」と表示されるので「はい」をクリックします。
3.スクリーンセーバーのショートカットを、デスクトップに作成する事が出来ました。ショートカットをダブルクリックするとスクリーンセーバーを起動する事が出来ます。
3.ショートカットキーを割り当てる
最後に、キーボードのショートカットキーでスクリーンセーバーを起動する方法を案内していきます。
ショートカットアイコンをダブルクリックしなくても起動できるので、大変便利です。
ちなみに、ショートカットアイコンはタスクバーやスタートメニューに置くことはできません。
1.作成した「①ショートカットアイコン」を右クリック→「②プロパティ」を左クリックします。
2.「ショートカットキー」の「なし」と書かれてある所に、ショートカットキーを割り当てます。
3.ショートカットキーはなるべく覚えやすいキーを割り当てましょう。Windowsのパソコンでは、「Windowsロゴ+L」を押すとロック画面に戻るのでこれに似た、「Ctrl+Alt+L」がおすすめです。
4.割り当てたいキーが決まったら、「なし」の部分を一度クリックします。
5.次にキーボードの「Ctrl+Alt+L」を押します。先ほどの「なし」から「①Ctrl+Alt+L」になった事を確認→下にある「②適用」ボタンをクリックします。
6.ここで一度、起動するかどうか割り当てたキーを押して確認してみましょう。
よければ最後に下にある「OK」ボタンをクリックして完了です。
※ショートカットアイコンを削除するとショートカットキーは使用できなくなります。
以上になります。おつでした!
関連記事
→「Windows8/8.1 スクリーンセーバーをオン・オフに設定する」
→「Windows8/8.1 スクリーンセーバーで写真や画像のスライドショーを設定する方法」
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