Windows7 HDD増設後のパソコン側の詳細な設定(パーティション作成)

この記事では「Windows7 HDD増設後のパソコン側の詳細な設定(パーティション作成)」について案内しております。

対象OSWindows7


この記事で得られること

Windows10のパソコンでHDDを増設後のパソコン側の設定をし、HDDを認識させ使用できることが出来る。

内臓HDDや外付けHDDを増設後、パソコン側で下記の2つの設定を完了しないと「HDDが認識されない」といった問題が出てきます。

 

  1. パーティション形式を選ぶ(MBR形式またはGPT形式)
  2. パーティションのフォーマットを選ぶ(NTFSまたはexFAT)

 

設定自体は案内に従って行くだけなので、初めての方でも簡単に設定をすることが出来ると思います。

では案内に入りたいと思います。

 

Windows7 パーティション形式を選ぶ(MBR形式またはGPT形式)

まずは「ディスク管理」の画面を開きます。

 

・左下にある「スタート」ボタンを左クリック。

スタートボタンを左クリック

 

・右にある「コンピューター」を右クリック。

コンピューターを右クリック

 

・項目が出てくるので「管理」を左クリック。

※若干時間が掛かる場合があります。

管理を左クリック

 

・「コンピューターの管理」の画面が開きます。左の項目の下にある「ディスクの管理」を左クリック。

ディスクの管理を左クリック

 

・「ディスクの初期化」の画面が出てきて、MBR(マスターブートレコーダー)かGPT(GUIDパーティションテーブル)をどちらか選ばなければなりません。

MBR(マスターブートレコーダー)かGPT(GUIDパーティションテーブル)の画面

 

MBRとGPTの違いは以下になります。

 

MBRとGPTの違い

MBRとGPTの主な違いについては以下になります。

 

①MBR(マスターブートレコード)

  1. 2TB以下
  2. 最大4個までパーティションを分けれる
  3. 32bit環境まで
  4. どのマザーボードでも使用可能

 

②GPT(GUIDパーティションテーブル)

  1. 2TB以上(最大8.5ZB) ※1
  2. 最大128個までパーティションを分けれる
  3. 64bit環境が必要
  4. マザーボードがUEFIに対応している必要がある ※2

※1 Windows XP以前のOSでは、2TBを超えるハードディスクは4Kセクタに対応していなければ使用する事が出来ない。

※2 UEFIとは、Intel 6シリーズのマザーボードから導入されたチップセットです。


MBRとGPTの違いを踏まえて結局のところどちらを選ぶかになってきますが、上記のMBRとGPTの違いで書いたように、環境によって変わってくるという事になります。

2TB以上のHDDで4個以上のパーティション(拡張パーティションを含めない)を作成したいのであれば、GPTでそれ以外はMBRでいいと思います。

 

MBR形式とGPT形式の違い(パーティション)から抜粋

 

・MBRまたはGPTどちらか選んだら「OK」ボタンを左クリックします。

ここではMBRを選んでみたいと思います。

MBR(マスターブートレコーダー)かGPT(GUIDパーティションテーブル)の設定が終わったら、OKボタンを左クリック。

 

・下にMBRかGPTを設定した「未割り当てのディスク」が表示されます。

MBRかGPTを設定した後にディスク管理の画面に未割り当てのディスクが表示される。

 

「未割り当て」を右クリック。

未割り当てを右クリック。

 

・右クリック後、項目が出てくるので「新しいシンプルボリューム」を左クリック。

右クリック後、新しいシンプルボリュームを左クリック。

 

・「新しいシンプルボリュームウィザード」の画面が現れるので「次へ」を左クリック。

新しいシンプルボリュームウィザードの画面になるので次へを左クリック

 

・次はボリュームサイズのを決めていきます。1つのパーティションのみを作成する場合は、最大ディスク領域と同じ値を「シンプルボリュームサイズ」に入力します。

1つのパーティションのみを作成するのであれば最大ディスク領域と同じ値を入力する。

 

・2つ以上のパーティションを作成する場合は、最大ディスク領域をパーティションの数で割ります。

ここでは2つのパーティションを作成してみたいと思うので、

「239370÷2」=11969(119GB)

「119685」を入力します。

2つ以上のパーティションを作成するのであれば最大ディスクからパーティションの数で割り、値を入力する。

 

・よければ「次へ」ボタンを左クリック。

パーティションのサイズを決め終わったら次へボタンを左クリック。

 

・次はドライブ文字などを割り当てていきます。

各項目の説明は以下になります。

ドライブ文字またはパスの割り当ての各項目の説明

※文字を左クリックすると該当する項目が開き説明が出てきます。

①次のドライブ文字を割り当てる

通常はCドライブはOSが入っているので、C以外の好きなアルファベットの文字を選びます。

②次の空のNTFSフォルダーにマウントする

ここでは「Iドライブ」を「Cドライブ」にマウントした時の説明をしていきます。

次の空のNTFSフォルダーにマウントするとは、「Iドライブ」を「Cドライブ」にマウントする事によりCドライブを増やす事ができたり、Cドライブ上のみでファイルなどを管理する時に役に立つ機能です。

ただし、Cドライブが増えるという概念ではなく「CドライブにIドライブ(ボリューム)を足す」というイメージになります。

よって、マウントしたCドライブの空のフォルダーに保存した時は、Cドライブの容量が消費されるのではなく、Iドライブの容量が消費される事になります。

そして、マウント先のCドライブは、空の新しいフォルダーで無いとマウントできません。

次の空のNTFSフォルダーにマウントする方法は、あまり一般的な使われ方ではありません。

一応、案内はさせていただきます。

 

・既にマウント先のドライブに空の新しいフォルダーを作成していて、パスがわかるのであれば「ボックスの中にパスを直接入力」します。

既にマウント先のドライブに空の新しいフォルダーがあり、パスがわかるのであればボックスにパスを入力する。

 

・マウント先のドライブに新しい空のフォルダーが無く、パスもわからないのであれば「参照」ボタンを左クリック。

マウント先の新しい空のフォルダーが無くパスもわからないようであれば、参照ボタンを左クリック。

 

・マウント先のドライブを選びます。複数ドライブがある場合はCドライブ以外も表示されます。ここでは「C:¥」を左クリック。

マウント先のドライブを選択。

 

・右にある「新しいフォルダー」を左クリックすると、Cドライブの直下に「新しいフォルダー」が作成されます。

※名前の変更やCドライブ直下以外に移動する事もできます。

新しいフォルダーのボタンを押すと新しいフォルダーが先程選んだドライブ内に表示される。

 

・よければ「OK」ボタンを左クリック。

フォルダ名とフォルダーの位置がよければOKボタンを左クリック。

 

・「ドライブ文字またはパスの割り当て」の画面に戻りボックスの中に「新しいフォルダーとパス」が入力される。

ボックスの中にパスが入力される。

 

・先に伝えておきますが、全ての設定が終わるとCドライブにフォルダーののアイコンのショートカットが作成され、ここにファイルなどを保存する事が出来ます。

 

※この後の案内は「①次のドライブ文字を割り当てる」、「③ドライブ文字またはドライブパスを割り当てない」と一緒なのでそのままお進みください。

③ドライブ文字またはドライブパスを割り当てない

別のOSで使用する場合に選択します。

 

このまま「パーティションのフォーマット形式を選ぶ(NTFSまたはexFAT)」にお進みください。

Windows7 パーティションのフォーマットを選ぶ(NTFSまたはexFAT)

 

次は「パーティションのフォーマット」を選んで行きます。

 

・各項目は以下になります。

パーティションのフォーマットの各項目の説明

※文字を左クリックすると該当する項目の説明が出てきます。

①このボリュームをフォーマットしない

この記事は、HDD増設後の設定の案内なのでフォーマット済みではないのが前提ですが、既にフォーマットが終わっているHDDであれば基本的には「このボリュームをフォーマットしない」を選んでも大丈夫です。

②このボリュームを次の設定でフォーマットする

チェックを入れると、フォーマットする事を選んだ事になり、各項目の設定が出来るようになります。

③ファイルシステム

ファイルシステムとは、HDD内にあるデータの場所(セクター)やデータを保存した際にどの場所(セクター)に保存すればいいか判断してくれる機能です。

ファイルシステムが無いと、データを保存したりアプリケーションを起動したりすることが出来ません。

HDDをWindowsのみで使用し、Windows 2000以降のOSであれば「NTFS」以外、選ぶメリットはありません。

Macと兼用して使いたいのであれば、Macは「NTFS」を使用することが出来ないので、

「exFAT」を選ぶ事になります。

ファイルシステムの種類や詳細については、必要であればこちらの記事を参照してみて下さい。

「初心者でも理解できるファイルシステムとは?」

④アロケーションユニットサイズ

アロケーションユニットとは、別の言い方で「クラスター」と言います。

このクラスターサイズの事を言い、クラスターとは、データの場所(セクター)が複数集まった事を言います。

クラスターはセクターを複数管理し、データを扱いやすいようにしています。

一般的な使い方であれば、ファイルは小さいものから大きいものまであるので、アロケーションユニットサイズは「既定値」で大丈夫です。

仮に、小さいファイルのみだったり、大きいファイルのみであればアロケーションユニットサイズを指定する事によりパフォーマンスの向上が見込め、パソコンが高速化します。

よく解らないのであれば「既定値」にしておきましょう。

セクターの意味やアロケーションユニットサイズの詳細を知りたい方は、以下を参照してみてください。

「アロケーションユニットサイズの意味を深く理解する」

➄ボリュームラベル

ボリュームラベルとはその名の通りボリュームの名前になります。

例えば動画用に使用したいのであれば「動画用」など、目的にあった名前に変更する事が出来ます。

⑥クイックフォーマット

クイックフォーマットとは、通常フォーマットの簡易版になり、通常フォーマットと比べるとフォーマットする時間が短縮できます。

クイックフォーマットとフォーマットの違いは以下に無なります。

 

通常フォーマット

  • データの管理情報を削除
  • 不良セクターのチェック(使用できない領域を使えないようにする)

 

クイックフォーマット

  • データの管理情報を削除

 

クイックフォーマットは「データの管理情報を削除」するのみで、不良セクターのチェック(使用できない領域を使えないようにする)はしません。

保存したデータは全てセクターに保存されます。

新品のHDDでも不良セクターが見つかる事もあり、パソコンは長年使い続けていると必ず不良セクターが出てしまいます。

不良セクターが多くなってくるとパソコンが起動できなくなったり、フリーズしたり、保存したはずのデータが保存できていなかったりと、不具合が起こります。

このような事態に対応するために、フォーマットをする時に不良セクターのチェックを行う事により回避する事ができます。

上記の理由から、例え新品のHDDであっても通常フォーマットをすることをおすすめします。

よって、クイックフォーマットのチェックは外しましょう。

➆ファイルとフォルダの圧縮

ファイルとフォルダの圧縮とは、一言で言うと、容量の確保をする代わりにパフォーマンスを犠牲にするという事になります。

よって、よほど容量に困ってないのであればパフォーマンスを優先しましょう。

ファイルとフォルダの圧縮はチェックを外しておきましょう。

 

・設定が終わったら「次へ」ボタンを左クリック。

パーティションのフォーマットの各項目の設定が終わったら次へボタンを左クリック。

 

「今までの設定した一覧」が表示されて確認することが出来ます。

今までの設定した一覧を確認

 

・よければ「完了」ボタンを左クリック。

今までの設定した一覧を確認しよければ完了ボタンを左クリック。

 

・さきほどの「ディスクの管理」画面に戻り「フォーマット中」と出ます。

ディスクの画面に戻りフォーマット中と表示される。

 

・時間が経つと「フォーマット中(~%)」と出るのでフォーマットが終わるまで待ちます。

少し時間が経つとフォーマット中(~%)と出るので、終わるまで待つ。

 

・フォーマットが終わると「ファイルシステムの情報」などが表示されます。

 

・残りのもう1つのパーティションはCドライブにマウントしてみました。マウントなのでドライブ文字はありません。

 

HDD増設後の設定はこれで完了です。

「Windows7 HDD増設後のパソコン側の詳細な設定(パーティション作成)」については以上になります。

参考になれば幸いです。


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コメント

    • はやと
    • 2018年 7月 22日

    「コンピューターの管理」メニューを出すのが、「コンピューター」タグの左クリックとは別に、右クリックして出てくる欄があり、そこに存在するとはまったく気がつきませんでした。
    しばらく検索を探し回った挙句、こちらのHPがヒットして大変助かりました。。

      • パソ子
      • 2018年 7月 23日

      はやとさんこんにちは!
      迷ったときはとりあえず右クリックしてみることをおすすめします。
      意外と「え?こんな項目もあったのかい!」と気づく事もありますよね(笑)
      わざわざご報告いただきこちらこそありがとうございました^^

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