Windows11のPCでローカルアカウントのパスワードの設定しておらず、新たにパスワードの設定をしたい方向けの記事になります。「現在ログインしているローカルアカウントのパスワード」と「現在ログインしていないローカルアカウントのパスワード」の2つ分けて説明していきます。
対象OSWindows11
以下の方を対象としています
・ローカルアカウントのパスワードを設定していないので新たに設定したい
操作の案内の前に伝えておきたい事
複数のローカルアカウントがある場合は、1つのローカルアカウントから各ローカルアカウントのパスワードを設定する事が出来ます。
ここでは今までパスワードを設定していなく、新たにパスワードを追加する案内になります。よって、既存のローカルアカウントのパスワードを変更する場合は、下記の記事を参考にしてください。
→「Windows11 ローカルアカウントのパスワードを変更する」
操作手順
では操作手順に入りたいと思います。該当する項目を選んでください。
1.現在ログインしているローカルアカウントのパスワードを設定する
2.現在ログインしていないローカルアカウントのパスワードを設定する
1.現在ログインしているローカルアカウントのパスワードを設定する
1.「①スタート」ボタンを右クリック→「②設定」を左クリックします。
2.左側にある「アカウント」をクリックします、
3.下にスクロールしていき右側にある「サインインオプション」をクリックします。
4.次に「パスワード」をクリックします。
5.すると下に「パスワードを使用して、Windows、アプリ、サービスにサインインする」が表示されるので「追加」をクリックします。
6.「パスワードの作成」画面になるのでここからローカルアカウントのパスワードを設定していきます。
7.各項目を入力していきます。
①新しいパスワード |
ローカルアカウントのパスワードについて
ログインパスワードで使用できる文字や数字、記号について
ログインパスワードの文字数について 文字数に関してはMicrosoftは8文字以上を推奨しています。そして、文字数の上限に関してはWindows11では2023年3月23日現在、正式には発表されていません。Windows10までは64文字まで設定をする事が出来たので、とりあえずは64文字までと考えていいでしょう。
パスワードはどういった文字列がハッキングされやすいのか? 例えば1234やabc、1111など推測されやすいパスワードがハッキングされやすいです。 そして、絶対に使用してはいけないパスワードから考えてみるのもいいかもしれません。 NordPassというVPNの提供している情報によると、2022年度日本でハッキングされたパスワードの一覧が公開されているので参考にしてみてもいいかもしれません。 |
8.画面が切り替わり右下にある「完了」ボタンをクリックします。
9.先ほどの画面に戻り「セットアップがすべて完了しました」と表示されれば、ローカルアカウントのパスワードの設定は終わりです。
パソコンを再起動してみて、ログイン画面からパスワードを入力してみて下さい。
2.現在ログインしていないローカルアカウントのパスワードを設定する
現在ログインしていないローカルアカウントのパスワードを設定する場合は、コントロールパネルから行っていきます。
1.「①スタート」ボタンクリック→「②コントロール」と入力→「③コントロールパネル」をクリックします。
2.コントロールパネルが開くので「アカウントの種類の変更」の青文字をクリックします。
3.ユーザーアカウント制御の画面が表示された場合は、表示されている「①ユーザー(管理者)」の「②ログインパスワード」を入力→「③はい」をクリックします。
※パスワードを設定していない場合は、空欄のまま「はい」をクリックします。
4.すると「変更するユーザーを選んでください」の画面になるので、この中からパスワードを設定したいアカウントを選んでいきます。
変更したい「ローカルアカウント」をクリックします。
@マークがついているアカウントについて
※@マークから始まるアカウントはMicrosoftアカウントになります。よって、@マークがついていないアカウントがローカルアカウントになります。
5.「アカウントの変更」画面になるので「パスワードの作成」をクリックします。
6.「パスワードを作成する」画面に切り替わるので、ここでローカルアカウントのパスワードを作成していきます。
①新しいパスワード |
ローカルアカウントのパスワードについて
ログインパスワードで使用できる文字や数字、記号について
ログインパスワードの文字数について 文字数に関してはMicrosoftは8文字以上を推奨しています。そして、文字数の上限に関してはWindows11では2023年3月25日現在、正式には発表されていません。Windows10までは64文字まで設定をする事が出来たので、とりあえずは64文字までと考えていいでしょう。
パスワードはどういった文字列がハッキングされやすいのか? 例えば1234やabc、1111など推測されやすいパスワードがハッキングされやすいです。 そして、絶対に使用してはいけないパスワードから考えてみるのもいいかもしれません。 NordPassというVPNの提供している情報によると、2022年度日本でハッキングされたパスワードの一覧が公開されているので参考にしてみてもいいかもしれません。 |
7.最後に「パスワードの作成」ボタンをクリックします。
8.先ほどの画面に自動的に戻り、アカウント内容に「パスワード保護」が追加されたら、ローカルアカウントのパスワードが設定されている事を意味するので、これで完了です。
PCを再起動してログイン画面で先ほど設定したパスワードを入力して、ログインできるか確認してみて下さい。
以上になります。
関連記事
→「Windows11 現在ログインしていないユーザー名とアカウントの種類を確認」
→「Windows11 ローカルアカウントの名前を変更する方法」
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