Windows11のPCで、システムの復元を行う際に必要な復元ポイントを確認する方法を案内しています。復元ポイントの確認はシステムの復元を行う途中で確認する事が出来ます。そして、復元ポイントが作成されるタイミングや、復元ポイントはどれぐらいの容量があればいいのかについても説明しています。
svg-icons icon=”tags” wrap=”i”] 以下の方を対象としています
・システムの復元ポイントがどれぐらいあるのか確認したい
・復元ポイントはどれぐらいの容量があればいいのか知りたい
・システムの復元ポイントが作成されるタイミングについて知りたい(別記事で説明しています)
対象OSWindows11
※Windows Updateの最新の更新プログラムにより内容が変更する事がありますが、その際はご了承ください。
操作案内の前に伝えておきたいこと
システムの復元ポイントの確認は、下図の様にシステムの復元を行う画面でどれぐらいあるのか確認する事が出来ます。
システムの復元ポイントは「システムの保護」が有効になっていないと、作成されません。そして、システムの保護は有効になっていても復元ポイントが少ない事もあり、気になるようでしたら下記の記事を参考にしてみて下さい。
Windows11 システムの復元ポイントを確認する操作手順
では操作手順の方に入りたいと思います。
❶「①スタート」ボタンを右クリック→「②システム」を左クリックします。
➋少し下にスクロールしていき「システムの保護」をクリックします。
❸「ユーザーアカウント制御」の画面が表示されたら、管理者のログイン時の「①パスワード」を入力→「②はい」をクリックします。
管理者のパスワードが分からない場合
ユーザーアカウント制御の画面が表示された場合、管理者のログイン時のパスワードが分からないとシステムの復元ポイントの確認はする事が出来ません。そして、ログイン時のパスワードを設定していない場合は、パスワードは入力せず「はい」ボタンをクリックして下さい。
❹上のタブが「①システムの保護」になっている事を確認→「②システムの復元」ボタンをクリックします。
❺次に下にある「①別の復元ポイントを選択する」にチェックを入れる→「②次へ」をクリックします。
表示されている画面が「次へ」しかない場合
「次へ」ボタンをクリックします。
赤く「×」と表示されている場合
「コンピューターのシステムドライブに復元ポイントが作成されていません~」とメッセージが表示された場合は、復元ポイントが無いことを意味します。復元ポイントは「システムの保護」が有効になっていないと作成されません。よって「システムの保護」をクリックして有効にしましょう。
当たり前の話ですが、これから「システムの保護」を有効にしても復元ポイントが無いため、システムの復元を行うことはできません。
❻この画面で「復元ポイント」の確認をする事が出来ます。
❼他の復元ポイントを確認するには、下にある「他の復元ポイントを表示する」にチェックを入れると、先ほど表示されていなかった復元ポイントが表示されるようになります。これで全ての復元ポイントが表示されました。
復元ポイントの数が少ない場合
新しいPC以外で復元ポイントの数が少ない原因は、「復元ポイントの最大使用量」が足りない事が考えられます。 この「復元ポイントの最大使用量」とは、復元ポイントを自動、または手動で作成する際にどれぐらいの復元ポイントをPCに残すのか決める「容量」になります。 下図は「①現在の使用量が4.53GB」「②最大使用量は5%(5.89GB)」となっており、「②最大使用量」を変更することにより、復元ポイントを増やしたり減らしたりしたりする事が出来ます。 1つの復元ポイントの容量は様々なので一概には言えないですが、経験上およそ1か月前までの復元ポイントを残したいのであれば目安は「約10GB」あれば十分です。 復元ポイントがどのようなタイミングで作成されるのか、1つの復元ポイントはどれぐらいなのかを説明するとかなり長くなってしまい本筋と話がずれてきてしまうので、興味ある方は下記の記事を参考にしてください。 |
以上になります。
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→「復元ポイントが無い場合はシステムの復元を行うことはできない」
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