Windows10のPCで、オプションの更新プログラムのインストール方法について案内しています。「OSのバージョン」と「ドライバー」の2つに分けて説明していきます。「バージョン」については21H2を例に説明していきます。
svg-icons icon=”tags” wrap=”i”] 以下の方を対象としております
・オプションの更新プログラムのインストール方法について知りたい
・いまいちオプションの更新プログラムが何なのかよくわかっていない
対象OSWindows10
※Windows Updateの最新の更新プログラムにより内容が変更する事がありますが、その際はご了承ください。
目次
操作案内の前に伝えておきたいこと
オプションの更新プログラムは、PCに問題が無い場合はインストールする必要がありません。
Windows10のオプションの更新プログラムには大きく分けて「OSのバージョン」と「ドライバー」の2種類があります。
1.OSのバージョンについて
OSのバージョンとは「21H2、1809、1803」のことを言い、OSのバージョン番号とも言われておりアップデートする事が出来ます。イメージとしてはWindows10からWindows11程のアップデートでは無いけれども、Windows10のPCでは大型なアップデートになります。
下図に表示されているのは「バージョン21H1」から「バージョン21H2」にアップデートしようとしている画面になります。
この21H2のプログラムは、いずれWindows10のPCに実装される予定の大型な更新プログラムのアップデートになり、一つの機能としてセキュリティ強化があります。
例えばWPA3 H2Eと言うWi-Fi(無線)のセキュリティ規格があり、誤ったパスワードを入力するとロックが掛かったり、パスワードが漏洩しても通信内容を暗号化し解読不可能にします。
オプションの更新プログラムのドライバー同様、特に必要なかったり、よくわからないのであれば、Microsoftが正式に通常の更新プログラムとして配布する時期まで待ちましょう。
現在のOSのバージョン番号を調べるには?
現在のOSのバージョン番号を知るには以下の手順で確認することができます。
画像を使用してOSのバージョン番号を確認したい方は、下記の記事を参考にしてください。 |
2.ドライバーのアップデートについて
通常ドライバーをアップデートする際は、各メーカーからドライバーをダウンロードしてインストールします。理由は、オプションの更新プログラムから配布されるドライバーが古くなっていることがあるからです。
あくまで「簡易的なドライバー」として考えておきましょう。
下図は、オプションの更新プログラムからドライバーをインストールしようとしている画面になります。
ここではこのオプションの更新プログラムの「OSのバージョンをアップデートする方法」と「ドライバーのインストール方法」の2つに分けて説明しています。
Windows10 オプションの更新プログラムをインストールする方法の操作手順
では操作手順の方に入りたいと思います。
はじめに、オプションの更新プログラムのインストール画面を開いていきます。
❶「①スタート」ボタンをクリック→「②設定」アイコンをクリックします。
❷「Windowsの設定」が開くので「更新とセキュリティ」をクリックします。
❸「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックして、最新の更新プログラムが配布されていないか確認します。
❹「更新プログラムを確認しています」とメッセージが表示されるので待ちます。
※環境によっては時間が掛かる場合があるので、気長に待ちましょう。
ここから項目別に分けて説明していきます。該当する項目を選んでください。
1.OSのバージョンをアップデートする
2.ドライバーをインストールする
1.OSのバージョンをアップデートする
ここでは21H1から21H2にバージョンをアップデートしてみたいと思います。
❶まずは「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックします。
❷「更新プログラムを確認しています」と表示されるので待ちます。
※新たな更新プログラムがある場合は、ダウンロードが始まるので気軽に待ちましょう。
❸次に「ダウンロードしてインストール」をクリックします。
❹「ダウンロード中」と表示されるので待ちます。
❺ダウンロードが終わると、次は「インストール中」と表示されるので待ちます。
❻バージョンのインストールが終わると「再起動が必要です」と表示されるので、「今すぐ再起動する」ボタンをクリックして再起動しましょう。
※再起動ボタンを押すと再起動が始まってしまい、保存していないデータは失われる恐れがあるのでデータは保存しておきましょう。
ノートPCはACアダプターを繋いでおこう
環境によっては自動的にPCの再起動を何回か繰り返すこともあり、時間が掛かることもあります。ノートPCの場合は、バッテリーが切れてバージョンをアップデートできないこともあり、アップデートが失敗してしまうと最悪はPCが起動できないことも考えられます。ノートPCの場合は、必ずACアダプターを繋いでバッテリーが切れないようにしてください。
PCが起動できたら念のため、OSのバージョン番号がアップデートできたかどうか確認してみましょう。バージョン番号の確認は、以下の操作で行えます。
- スタートボタン→設定
- Windowsの設定→システム
- 左の項目にある詳細情報
案内画像を見て確認したい方は、下記の記事を参考にしてください。
→「Windows10 OSのバージョン番号を確認する方法」
2.ドライバーをインストールする
❶青文字で表示されている「オプションの更新プログラムを表示」をクリックします。
❷画面が切り替わるので「ドライバー更新プログラム」をクリックします。
❸すると下に「オプションの更新プログラムのドライバー」の一覧が表示されます。
表示されているオプションの更新プログラムがよくわからない場合
よくわからないものに関してはインストールするのはやめておきましょう。PCに不具合が生じる恐れがあります。
どうしてもインストールして試したい場合は、表示されている英字をGoogle検索にかけてみましょう。
❹インストールしたい「①ドライバー」にチェックを入れる→「②ダウンロードしてインストール」をクリックします。
❺先ほどの更新プログラムの画面に戻り、「ダウンロード中」と表示されるので待ちます。
❻「オプションの更新プログラム」のインストールが終わると「最新の状態です」と表示されるので、画面を閉じて念のためPCを再起動しましょう。
以上になります。
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→「Windows Updateの更新プログラムが終わらない・失敗する原因と対処方法」
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