この記事では、Windowsのパソコンで、Windows Updateの更新プログラムの意味について説明しております。
こんな方におすすめ!
・Windows Updateの更新プログラムのことがよくわからない
・なぜ必要なの?
・どうやってインストールするの?
対象OSWindows7、Windows8,8.1、Windows10
目次
Windows Updateの更新プログラムについて
Windowsのパソコンを使用しているなら必ず目にするWindows Updateの更新プログラム。
Windows Updateの更新プログラムは、初期設定では、インターネットが接続されていれば自動的にパソコンにインストールされます。
ここでは5つに分けてWindows Updateの更新プログラムについて説明していきます。
1.Windows Updateの更新プログラムの必要性
2.Windows Updateの更新プログラムがインストールされる日について
3.Windows Updateの更新プログラムは自動と手動の2種類がある
4.Windows Updateの更新プログラムを行わなければ行けない理由
5.まとめ
1.Windows Updateの更新プログラムの必要性
パソコンを使用するには「ハード」と「ソフト」が必要となってきます。
ハードというのは、ここでは「パソコン本体」のことを言い、ソフトは「OS」となり、この2つがあって初めてパソコンを使用することが出来ます。
そして、この「OS」はMicrosoftが提供しているソフトウェア(プログラム)で、完全ではなく、パソコンは常に何かしらの問題を常に抱えており、ソフトウェアが抱えている問題のことを「バグ」と言います。
この「バグ」というのは日本語に翻訳すると「虫」と言う意味です。
語源はその昔、アメリカの技術者がコンピュータを使用している際に、突如、コンピュータが動かなくなり、原因がコンピュータの中に虫が挟まっている事だとわかりました。
これがきっかけでバグと呼ばれるようになったという説があります。
知らない方からすると以外かと思いますが、バグの無いプログラムやソフトなどはこの世に存在しません。
ソフトウェアを開発するプログラマーは、バグが出るのは当たり前という前提で作られているので、頻繁にソフトウェアのアップデートが行われます。
よくインターネットゲームでは、発売日の何ヶ月か前に「ベータ版」という形でユーザーを募集し、無料でゲームをしてもらうという形を取っています。
これは、発売前に出来る限り「バグ」を見つけ修正し、発売後にはなるべくバグが出ないようにする目的があります。
【事例】
実際に合った話ですが、ノートパソコンのバッテリーの駆動時間が5時間と説明には書いてあったはずなのに、電源を入れて何もしなくても1時間ほどですぐに、バッテリーが切れてしまうという問題が起こった。
メーカーは、バッテリー自体(ハード)に問題があるのか、バッテリーを管理するプログラム(ソフト)に問題に切り分けた。
結果的には、ソフトに問題がありメーカーは自社のHPに「バッテリーのプログラムの駆動時間の修正パッチ」という形で公開し、駆動時間が従来どおりになった。
OS限らず、ソフトウェアは最新の状態にする必要があり、Windows Updateの更新プログラムという最初から搭載されているツールを使い、更新プログラムはその手助けをしてくれます。
特にOSとなると、複雑にプログラムが絡み合っており、バグが出た時点で対処法を考えるスタンスでないと、いつまでたってもリリースできません。
このような事からMicrosoft社のWindowsは、定期的にWindows Updateで更新プログラムを公開し、対処しているのです。
2.Windows Updateの更新プログラムがインストールされる日について
最新のWindows Updateの更新プログラムは、日本では通常、毎月の第2水曜日または第3水曜日に実施されます。
ただし、例えばウイルス対策など早急に解決しなればならないものは、例外なので、毎月の第2水曜日または第3水曜日以外でも実施されます。
インターネットが繋がっていることが条件となってきます。
3.Windows Updateの更新プログラムは自動と手動の2種類がある
Windows Updateの更新プログラムには「自動」と「手動」の2種類があり、Windows10のみ、Homeエディション以外であれば、どちらか選ぶことが出来ます。
通常は自動で設定しますが、あえて手動で行っている方もいます。
手動で行うのは下記のような理由があります。
1.まれに最新のWindows Updateの更新プログラムを適用すると、パソコンに不具合が生じるため
2.低スペックのパソコンでは、作業途中にWindows Updateの更新プログラムが始まりパソコンが重くなってしまう
1.まれに最新のWindows Updateの更新プログラムを適用すると、パソコンに不具合が生じるため
最新のWindows Updateの更新プログラムは、先述した通り、日本時間の毎月の第2水曜日または第3水曜日に、パソコンが起動しておりインターネットが繋がっている状態になるとダウンロードが始まります。
中には、最新のWindows Updateの更新プログラムを日本時間の毎月の第2水曜日または第3水曜日に適用すると、インターネットに繋がらなかったり、何かパソコンに不具合が生じる場合があります。
Microsoftはユーザーのパソコンの不具合を確認し、「修正パッチ(インターネットが繋がるようにするプログラムなど)」をその日か近日中に、Windows Updateの更新プログラムを使い、各パソコンに配布します。
このようなことから仕事でインターネットを使用してパソコンを使用している人からすれば、仕事ができなくなるため、仕事用のパソコンはWindows Updateの更新プログラムを「手動」で行っているのです。
2.低スペックのパソコンでは、作業途中にWindows Updateの更新プログラムが始まりパソコンが重くなってしまう
低スペックのパソコンの場合、例えば、ゲームをしている最中にWindows Updateの更新プログラムのダウンロードが始まるので、パソコンが重くなってしまうと同時にゲームも重くなってしまいます。これを回避するため「手動」で行っている方もいます。
私はパソコンを4台使用しておりますが、滅多にそのような不具合にあったことはなく、すべてのパソコンは「自動」で設定しております。
「自動」と「手動」どちらがいいのか答えを出すのは難しいですが、明らかに最新のWindows Updateの更新プログラムを適用した後に、パソコンに不具合が起きた経験が何度かある場合は、「手動」の方が何かといいかと思います。
4.Windows Updateの更新プログラムを行わなければ行けない理由
Windows Updateの更新プログラムを行わなければいけない理由は、一例ですが、以下のようなものがあります。
- セキュリティを最新のものにして、最新のウィルス対策になる
- OSのバグの修正
- OSのアップデートでより快適にパソコンを使用することが出来る
などなど。
5.まとめ
まとめると、更新プログラムの適用=OSの問題点を改善=パソコンの問題点を改善ということになります。
よって、最新のWindows Updateの更新プログラムを適用してパソコンに不具合があまりない場合は、極力「自動」で行うことにしましょう。
関連記事
→「Windows Updateの自動更新または手動の設定の仕方」
→「Windows Updateの更新プログラムが終わらない・失敗する原因と対処方法」
「Windows Updateの更新プログラムとは?」については以上になります。
今日も明日もあなたにとって良き1日になるといいですね^^
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