Windows8/8.1 USBセレクティブサスペンドを無効にする

この記事ではWindows8/8.1のパソコンで、「USBセレクティブサスペンドを無効にする」方法を案内しております。USBセレクティブサスペンドを無効にすることで、無線マウスやUSBの周辺機器の電源が切れるのを改善できることがあります。

 以下の方を対象としています
・無線マウスや外付けHDDなどの周辺機器の電源が切れることがあるのでどうにかしたい

対象OSWindows8/8.1

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操作の案内の前に伝えておきたい事

USBセレクティブサスペンドとは、パソコンの消費電力を抑えるため、一定の時間が経過するとUSB機器の電源が切れるようになっており、初期設定ではUSBセレクティブサスペンドは有効になっております。

そして、操作の案内の前に2つ伝えておきたいことがあります。

1.USB機器が認識されない場合はUSBセレクティブサスペンドを無効にしてみる
2.ノートパソコンではUSBセレクティブサスペンドが有効だとバッテリーの持ちがよくなる

1.USB機器が認識されない場合はUSBセレクティブサスペンドを無効にしてみる

USBセレクティブサスペンドが有効になっていると、一定の時間が経過する度にUSB機器の電源が切れるので、復帰時に「USB機器が認識しない」といった不具合が起きる場合があります。

例えば以下の様な症状が起こります。

  • USBメモリが認識されない
  • 外付けのHDD・SSDが認識されなくなった
  • 無線マウスが動かない(bluetoothを含む)
  • 追加したモニターの画面が映らなくなる

などなど。

上記の理由から、USB機器に不具合があった場合に、USBセレクティブサスペンドを無効にすることにより、改善される場合があります。

2.ノートパソコンではUSBセレクティブサスペンドが有効だとバッテリーの持ちがよくなる

ノートパソコンを使用している場合は、USBセレクティブサスペンドを有効にすると電力消費を抑えられるため、バッテリーの持ちがよくなります。

USBの規格ごとの1つの端子の消費電力は以下になります。

【1つのUSB端子の消費電力】
・USB2.0→2.5W
・USB3.0 →4.5W

そして、USB2.0では、接続されている全ての機器に対して、通信を行っているため無駄な電力が掛かってしまいます。一方、USB3.0では、全ての機器ではなく通信したい機器のみ通信を行っているので、消費電力を抑えることが出来るように設計されています。

どちらにせよ、USB機器が多く接続されている場合は、USBセレクティブサスペンドを有効にする事により消費電力が抑えられるので、USBセレクティブサスペンドを無効にするとバッテリーの消費が多くなることは理解しておきましょう。

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操作手順

では「Windows8/8.1 USBセレクティブサスペンドを無効にする」の案内に入りたいと思います。

・左下にある「①スタート」ボタンを右クリック「②電源とオプション」を左クリックします。

左下にある「①スタート」ボタンを右クリック→「②電源とオプション」を左クリックします。

 

・USBセレクティブサスペンドを無効にしたい「①電源プラン」が選択されていることを確認「②プラン設定の変更」を左クリックします。

USBセレクティブサスペンドを無効にしたい「①電源プラン」が選択されていることを確認→「②プラン設定の変更」を左クリックします。

【他の電源プランについて】

電源プランは個別に設定を出来るので、他の電源プランを選択する場合は以下のように操作を行います。

「①電源プラン」に左クリックチェックを入れ確認「②プラン設定の変更」を左クリックします。

「①電源プラン」に左クリックチェックを入れ確認→「②プラン設定の変更」を左クリックします。

 

「詳細な電源設定の変更」を左クリックします。

「詳細な電源設定の変更」を左クリックします。

 

「USB設定」をダブルクリックで開きます

「USB設定」をダブルクリックで開きます。

 

・次に「USBセレクティブサスペンド」をダブルクリックで開きます

次に「USBセレクティブサスペンド」をダブルクリックで開きます。

 

・ノートパソコンの場合は「バッテリ駆動」と「電源に接続」の2項目があります。

※デスクトップの場合は「設定」のみになっています。

ノートパソコンの場合は「バッテリ駆動」と「電源に接続」の2項目があります。

 

・有効の文字を左クリックすると「有効と無効」が表示されるので、左クリックで「無効」を選択します。

有効の文字を左クリックすると「有効と無効」が表示されるので、左クリックで「無効」を選択します。

 

・ノートパソコンの場合は、「バッテリ駆動」と「電源に接続」の項目を「無効」にします。

ノートパソコンの場合は、「バッテリ駆動」と「電源に接続」の項目を「無効」にします。

 

「①無効」になっていることを確認「②適用」ボタンを左クリックします。

「①無効」になっていることを確認→「②適用」ボタンを左クリックします。

 

【外付けのHDD・SSDの電源を切れないように設定したい場合】

外付けHDD・SSDの場合は、「USBセレクティブサスペンドを無効」にし、さらに「ハードディスク」の電源も無効にします。

「ハードディスク」をダブルクリック

「ハードディスク」をダブルクリック。

 

「次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る」をダブルクリック

「次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る」をダブルクリック。

 

・ノートパソコンの場合は「バッテリ駆動」と「電源に接続」の2項目があります。

※デスクトップのパソコンでは「設定(分)」のみになっています。

ノートパソコンの場合は「バッテリ駆動」と「電源に接続」の2項目があります。

 

・「バッテリ駆動」もしくは「電源に接続」の横にある「数字」を左クリックします。

「バッテリ駆動」もしくは「電源に接続」の横にある「数字」を左クリックします。

 

「0」と入力します。ノートパソコンの場合は、「バッテリ駆動」と「電源に接続」の2つの項目を「0」にします。

「0」と入力します。ノートパソコンの場合は、「バッテリ駆動」と「電源に接続」の2つの項目を「0」にします。

 

・「①どの文字でもいいので」一度、左クリックすると「バッテリ駆動」と「電源に接続」の「②設定」を確認できます。よければ「③適用」ボタンを左クリック。

「①どの文字でもいいので」一度、左クリックすると「バッテリ駆動」と「電源に接続」の「②設定」を確認できます。よければ「適用」ボタンを左クリック。

 

「OK」ボタンを左クリックで画面を閉じます。

「OK」ボタンを左クリックで画面を閉じます。

 

これでUSBセレクティブサスペンドを無効にできたので、最後にパソコンを再起動して完了です!

関連記事

「Windows8/8.1 高速スタートアップが有効になっている場合は無効にしよう」

「シャットダウンと休止状態とスタンバイ(スリープ)状態の違いとメリットデメリット」

「高速スタートアップとは?メリットとデメリットなど」

 

「Windows8/8.1 USBセレクティブサスペンドを無効にする」については以上になります。

今日も明日もあなたにとって良き1日になるといいですね^^


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