この記事では、Windows7のパソコンで、システムの復元ポイントの容量を減らす方法を案内しております。
この記事で得られること
Windows7のパソコンで、システムの復元ポイントの容量を減らす事で、HDDまたはSSDの空き容量を増やすことが出来る。
対象OSWindows7
操作の案内の前に伝えておきたいこと
システムの復元ポイントの容量を減らす前に、2つ伝えておきたいことがあります。
1.管理者でログインする必要がある
管理者でログインしないと、復元ポイントの容量は減らすことはできません。
※管理者でログインしているかどうか解らない方は、下記の記事を参照してください。
→「Windows7 現在ログインしているユーザー名と管理者なのかどうか確認する」
2.復元ポイントの容量の目安は?
復元ポイントの容量の目安はどれぐらいがいいのかは、非常に難しいです。理由は、例えば、復元ポイントを確保する最大使用量が10GBだったとします。そして、復元ポイントの作成は「自動」と「手動」があり、自動的に作成される1つの要因として「Windows updateの更新プログラム」があります。
更新プログラムの配信日は、日本では、毎月、第2水曜日または第3水曜日にMicrosoftから配信され、内容は毎回違うので内容に伴い容量も違ってきます。11月の更新プログラムは300MBだったのに、12月の更新プログラムは大型アップデートにより700MBだったりバラバラです。
復元ポイントが自動で作成される要因として1つ、「Windows updateの更新プログラム」を例に挙げましたが、その他にも復元ポイントが自動的に作成されるタイミングはいくつかあります。
【復元ポイントが自動的に作成されるタイミングについて】
①7日間に1回タスクスケジューラーによって作成される
タスクスケジューラーによって7日間に1回「パソコン起動時」と「0時になった時」に、パソコンがアイドル状態になり、アイドル状態が10分間続くと復元ポイントが作成される。
②7日間に1回の他に「重要な変更があった時」の以下の4つに該当する場合に作成される
1.OSを新規でインストールした場合
2.デジタル署名されていないアプリケーションやドライバーがインストールされた場合(海外のフリーソフトに多い)
3.Windows Updateによって更新プログラムがダウンロードされインストールされた場合
4.システムの復元が実行される直前
復元ポイントが作成されるタイミングについての詳細を知りたい方は、下記を参照してください。
→「Windowsの復元ポイントが自動で作成されるタイミングは1日1回?」
上記の事が全て起こった時に、復元ポイントが自動で作成されるようになってきます。
話が逸れたので戻しますが、1つの復元ポイントによって容量は様々なので答えは無いですが、復元ポイントの容量の目安はどれぐらいいいのか知りたい方もいると思うので、考えてみました。
あくまでおよそですが、10GBの復元ポイントを確保しているのであれば、1か月ほどは、復元ポイントを使用してシステムの復元を行うことが出来ます。
後は、ご自身で判断して下さい。
操作手順
では「Windows7 システムの復元ポイントの容量を減らす方法」の案内に入ります。
・左下にある「①スタート」ボタンを左クリック→「②コンピューター」を右クリック→「③プロパティ」を左クリック。
・「システムの保護」を左クリック。
・復元ポイントの容量を減らしたい「①ドライブ」を左クリック→「②構成」を左クリック。
【複数ドライブがある場合】
複数ドライブがある場合は、ドライブごとに復元ポイントの容量を減らさなければなりません。
・復元ポイントの「①現在の使用量」と、どのくらい確保しているかの「②最大使用量」を確認することが出来ます。
・左クリック長押しで「バー」を掴みスライドさせる事により、復元ポイントを確保する容量を変更する事ができます。
【復元ポイントの容量の目安について】
先述しましたが、復元ポイントの容量の目安は、どの程度の期間まで残すかによります。1つの復元ポイントによって容量は様々なので一概に言えないですが、システムの復元で1ヶ月ほど前までに戻したいのであれば、10GBあれば十分です。(単位はパーセンテージではないのでご注意を)。
・「①適用」ボタンを左クリック→「②OK」ボタンを左クリックで完了です。
「Windows7 システムの復元ポイントの容量を減らす方法」については以上になります。
参考になれば幸いです^^
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