この記事では、Windows8/8.1のパソコンで、復元ポイントを「自動作成したい」「自動作成されない」「自動作成を停止したい」といった方向けの記事となります。
この記事で得られること
Windows8/8.1のパソコンで、システムの復元ポイントを自動で作成するための設定方法を知ることが出来る。
対象OSWindows8/8.1
操作の案内の前に伝えておきたいこと
案内に入る前に2つ伝えておきたいことがあります。
1. Cドライブは初期設定では自動で復元ポイントが作成されるようになっている
初期設定では、復元ポイントはCドライブのみ自動で作成されるようになっており、Dドライブ以降の復元ポイントの作成はご自身で設定する必要があります。
仮に、システムの復元を実行してCドライブの復元ポイントが無い場合は、設定を変更した疑いがあります。
2. 復元ポイントが自動で作成されるタイミングについて
復元ポイントが自動で作成されるタイミングは以下の様々な要因が重なってきます。
【復元ポイントが自動的に作成されるタイミングについて】
①7日間に1回タスクスケジューラーによって作成される
タスクスケジューラーによって7日間に1回「パソコン起動時」と「0時になった時」に、パソコンがアイドル状態になり、アイドル状態が10分間続くと復元ポイントが作成される。
②7日間に1回の他に「重要な変更があった時」の以下の4つに該当する場合に作成される
1.OSを新規でインストールした場合
2.デジタル署名されていないアプリケーションやドライバーがインストールされた場合(海外のフリーソフトに多い)
3.Windows Updateによって更新プログラムがダウンロードされインストールされた場合
4.システムの復元が実行される直前
復元ポイントが作成されるタイミングについての詳細を知りたい方は、下記を参照してください。
→「Windowsの復元ポイントが自動で作成されるタイミングは1日1回?」
操作手順
では「Windows8/8.1 システムの復元ポイントを自動で行う方法」の案内入ります。
・左下にある「①スタート」ボタンを右クリック→「②システム」を左クリック。
・「システムの保護」を左クリック。
・「保護」のところで、復元ポイントが自動作成されているかどうか確認することが出来ます。
・復元ポイントを自動で作成した「①ドライブ」を左クリック→「②構成」を左クリック。
【ドライブが複数ある場合】
Cドライブ以外ある場合は、ドライブごとに設定をする必要があります。
・現在は復元ポイントが自動作成されておらず「システムの保護が無効」になっております。
・「①システムの保護を有効にする」に左クリックでチェックを入れる→左クリック長押しで「②バー」を掴みスライドさせます。
【復元ポイントの容量はどれぐらいいいのか?】
復元ポイントの容量についてですが、一概に「これがいい」と言うのは難しいですが、10GBあればおよそ1か月間の復元ポイントは確保することが出来ます。
よって、システムの復元を行う際は、パソコンを1か月前の状態に戻す事が出来ます。
更に、多くの復元ポイントを確保するとシステムの復元を行う際に、その分過去にさかのぼることは出来ますが、それだけHDDやSSDの容量を圧迫します。
ちなみに、復元ポイントは、最大使用量に達した時点で古い復元ポイントから自動で削除されていきます。
・最後に「①適用」ボタンを左クリック→「②OK」ボタンを左クリックで完了です。
「Windows8/8.1 システムの復元ポイントを自動作成する方法」について以上になります。
参考になれば幸いです^^
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