フォーマットをする意味とは?

USBメモリーやHDD・SSDなどの記憶装置をパソコンに初めて接続した場合、フォーマットしないと使用することが出来ません。この記事では「フォーマット」をする意味について説明しております。

対象OSWindows7、Windows8/8.1、Windows10

 こんな方におすすめ!
・ファイルシステムの意味を知りたい
・ファイルシステムの種類や違いについて知りたい
・ファイルシステムはどれを選べばいいのか解らない
・自分のHDD・SSD・USBメモリーのファイルシステムを確認したい

フォーマットについて

フォーマットについて以下の3つに分けて説明していきます。

1.フォーマットはデータを削除する事が目的ではない
2.フォーマットをしてもファイルは消えないのか?
3.フォーマットとクイックフォーマットの違い

1.フォーマットはデータを削除する事が目的ではない

勘違いしている方がいますが、フォーマットと言うのは、データの管理の機能を持つ「ファイルシステム」をリセットし、データの削除を行います。厳密にはデータを削除するわけではないです。

それは、「ファイルシステム」を理解すれば納得できます。少しファイルシステムについて触れてみたいと思います。

ファイルを保存するには、HDDやUSBメモリーなどの記憶装置に保存します。

そして、記憶装置は下図のように区切られており、この区切られた領域が無数にあります。

記憶装置は下図のように区切られており、この区切られた領域が無数にあります。

ファイルを保存するといくつかの区切られた領域に保存されます。このままではファイルがどこにあるのかまだ解りません。

データを保存するといくつかの区切られた領域に保存されます。このままではデータがどこにあるのかまだ解りません。

何処にファイルがあるのかどうか把握しなければならないので、ここで「ファイルシステム」の登場です。厳密にいうと、ファイルシステムの1つの機能である「インデックス」が、ファイルがどこにあるのか把握してくれています。

ァイルシステムの1つの機能である「インデックス」が、データがどこにあるのか把握してくれています。

 

ファイルシステムとは、簡単に言うと、ファイルを保存した際に保存されているファイルが上書きされて消えないように未然に防いでくれたり、何処にどのようなファイルあるのを管理をしてくれます。

ファイルシステムが無いとファイルの保存またはファイルを使用することができず、記憶装置(HDD、HDDレコーダー、USBメモリなど)は何の役にも経たないのです。

上記の理由から

「フォーマットする意味=ファイルシステムを初期化し構成し直す」

という事になるので、

フォーマットをする意味は、データを削除することが目的では無く、新たにファイルシステムを構築することが目的になります。

2.フォーマットしてもファイルは消えない?

フォーマットをすると、ファイルの管理をする領域を削除(インデックスを削除)するので、ファイルが何処にあるかわからなくなってしまいます。

ただし、先述した通りフォーマットはファイルを削除するのではなく、ファイルシステムを初期化し構築し直すので、インデックス上からは見えなくなりますが、ファイル自体は消えておりません。

ファイルそのものは残っていますが、パソコンからは確認できなくなるという事です。

誤ってフォーマットをしてしまったり、削除してしまったファイルを専用のソフトや業者に依頼してファイルの復元が出来るのはこのためです。

ちなみにWindowsでは専用の復元ソフトなどを使わず、ファイルを復元できる機能がついており、この機能のことを「シャドウコピー」といいます。

シャドウコピーについて知りたい方は、下記を参照してください。

3.フォーマットとクイックフォーマットの違いについて

フォーマットには以下の2種類があります。

  • フォーマット
  • クイックフォーマット

「フォーマット」と「クイックフォーマット」の違いは、通常のフォーマットは時間が掛かりますが、不良セクター(書き込みや読み込みが出来ない領域)をチェックして自動的に修復してくれます。

仮に、日本製で信頼できるメーカーとはいえ、新品なHDDやUSBメモリが必ずしも不良セクター(書き込みや読み込みが出来ない領域)が無いとは限りません。

不良セクターが仮にあった場合は、使用しているうちにデータの書き込みや読み込みが出来なくなってしまい、エラーの原因となります。時には「フォーマットしてください」という画面が表示されることもあり、データが開けず、後々後悔することになります。

ちなみに通常フォーマットし、不良セクターをチェックして自動的に修復しても、記憶装置というのは使用すればするほど不良セクターというものは残念ながら見つかってしまいます。これは記憶装置の運命です。

一方、クイックフォーマットは時間が短縮され便利ですが、上記の不良セクターをチェックして自動的に修復してくれません。

よく、重要なファイルを使用しないので、クイックフォーマットを選ぶ人がいますが、その考え方は危険です。

いくら重量なファイルを入れないといっても、時には一時的に入れる場合もありますし、そもそもクイックフォーマットしたのかどうかなんて後から確認することが出来ません。人間の記憶は浅はかです。

そして、いきなり「フォーマットしてください」という画面が表示されたときには、「通常フォーマットしておけばよかった・・」なんて事もあります。

このような理由から、よっぽど時間が無い時など以外は通常のフォーマットの方を選びましょう。

フォーマット クイックフォーマット
所要時間 長い 短い
不良セクターをチェックし修復する ×

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「アロケーションユニットサイズの意味を深く理解する」

「MFTとは?Master File Table(マスターファイルテーブル)」

「MBR形式とGPT形式の違い(パーティション)」

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「フォーマットをする意味とは?」については以上になります。

参考になれば幸いです。


 
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