この記事では、Windows8/8.1のパソコンで、スタートアップにアプリケーションを追加して登録する方法を案内しております。

　この記事で得られること
Windows8/8.1のパソコンで、スタートアップによく使うアプリケーションを追加し登録することにより、パソコン起動時に自動的に起動することが出来る。

対象OSWindows8/8.1

操作の案内の前に伝えておきたいこと

操作の案内の前に２つ伝えておきたいことがあります。

1. ショートカットアイコンが必要
2. ユーザーアカウントごとに設定をする必要がある

1.ショートカットアイコンが必要

スタートアップにアプリケーションを追加し登録するには、各アプリケーションの「ショートカットアイコン」が必要となって来るので、前もって用意しておきましょう。

アイコンの左下に「右上の矢印」があるのがショートカットアイコンとなります。

【ショートカットアイコン】

流れとしては、ショートカットアイコンを「スタートアップ」のフォルダに追加していきます。ショートカットアイコンの作成方法がわからない方は下記を参照してください。

【ショートカットアイコンの作成方法】
→「Windows8/8.1 デスクトップにショートカットアイコンを作成する」

 

2.ユーザーアカウントごとに設定をする必要がある

「各個別のユーザー」と「全ユーザー」に対して設定をする必要があり、アカウントの種類によっては管理者権限(管理者のパスワード)が必要となってきます。

操作手順

では「Windows8/8.1 スタートアップにアプリケーションを追加し登録する」の案内に入ります。

ユーザーごとに設定をする必要があり、削除を含めた合計３つに分けて案内していきます。

1. 現在ログインしているユーザーのアプリケーションをスタートアップに追加し登録する
2. 全ユーザー共通のアプリケーションをスタートアップに追加し登録する
3. スタートアップに登録したアプリケーションを削除する

1.現在ログインしているユーザーのアプリケーションをスタートアップに追加し登録する

・「①スタート」ボタンを右クリック→「②ファイル名を指定して実行」を左クリック。

 

・検索ボックスに①「shell:startup」と入力し「②OK」ボタンを左クリック。

※コピペで大丈夫です。

【エクスプローラーから開く場合】※よく解らない方は飛ばしても大丈夫です。
エクスプローラーから辿っていく場合は、
「PC」→「ドライブ」→「Users」→「ユーザー名」→「Appdata」→「Roaming」→「Microsoft」→「Windows」→「スタートメニュー」→「プログラム」→「スタートアップ」になります。
初期設定では「shell:startup」と入力すると、「スタートアップ」のフォルダーが開き中身を閲覧することが出来ますが、上記のように一つ一つフォルダーを辿っていく場合、通常は「隠しファイル」となっており「スタートアップ」のフォルダーは開けないようになっております。
その場合は、まずは隠しファイルを表示する必要があります。
・「エクスプローラー」を左クリック。

・エクスプローラーを開いたら上のタブの「表示」を左クリック。

・上の項目にある「隠しファイル」に左クリックでチェックを入れることにより「スタートアップ」のフォルダーを開くことが出来ます。

後は先述した、
「PC」→「ドライブ」→「Users」→「ユーザー名」→「Appdata」→「Roaming」→「Microsoft」→「Windows」→「スタートメニュー」→「プログラム」→「スタートアップ」と開いていきます。

【現在ログインしている以外のユーザーについて】
現在ログインしている以外のユーザーに関しては、以下のパスをコピペして「ユーザー名」だけ現在ログインしている以外のユーザー名に変更してください。
C:\Users\「ユーザー名」\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup

 

・「現在ログインしているユーザーのスタートアップのフォルダー」が開きます。

 

・ここでは「メモ帳」のアプリケーションのショートカットをスタートアップに追加し登録してみたいと思います。

「メモ帳のショートカットアイコン」を左クリック長押しで掴み、スタートアップのフォルダーに持っていき、マウスから手を離します。

※管理者権限が表示されたら「続行」を左クリック。パスワードを求められたら、管理者のログイン時に必要なパスワードを入力します。

 

・メモ帳のショートカットアイコンが追加されたことを確認します。

「現在ログインしているユーザーの他のアプリケーションをスタートアップに追加し登録する」場合は、ここまでの工程を繰り返します。これでよければパソコンを再起動してたった今、スタートアップに追加し登録したアプリケーションが自動的に起動するか確認してみましょう。

 

2.全ユーザー共通のアプリケーションをスタートアップに追加し登録する

・左下にある「①スタート」ボタンを右クリック→「②ファイル名を指定して実行」を左クリック。

 

・①「shell:common startup」と入力→「②OK」ボタンを左クリック。

 

・「全ユーザー共通のスタートアップのフォルダー」が開きます。

 

・ここではメモ帳のアプリケーションのショートカットを、スタートアップに追加し登録してみたいと思います。

「メモ帳のショートカットアイコン」を左クリック長押しで掴み、スタートアップのフォルダー内に持っていき、マウスから手を離します。

※管理者権限が表示されたら「続行」を左クリック。パスワードを求められたら、管理者のログイン時に必要なパスワードを入力します。

 

・「アプリケーションのショートカットアイコン」が、スタートアップに追加し登録されたことを確認します。

「ユーザー全共通の他のアプリケーションのショートカットアイコンを追加する」場合は、ここまでの工程の繰り返します。作業が終わったら、パソコンを再起動し、スタートアップに登録したアイコンが自動的に起動してくるか確認してみましょう。

 

3.スタートアップに登録したアプリケーションを削除する

アプリケーションのショートカットアイコンを削除するには、初めに各ユーザーのスタートアップのフォルダーを開く必要がります。スタートアップのフォルダーは以下の３つに分けられます。

①現在ログインしているユーザー
②全ユーザー共通
③現在ログインしている以外のユーザー

各ユーザーのスタートアップのフォルダーの開き方は以下になります。

「①現在ログインしているユーザー」と「②全ユーザー共通」のスタートアップのフォルダーを開く方法
・「①スタート」ボタンを右クリック→「②ファイル名を指定して実行」を左クリック。

・「①shell:startupもしくはhell:common startup」と入力して「②OK」ボタンを左クリック。

「③現在ログインしている以外のユーザーのスタートアップのフォルダーを開く方法」
エクスプローラーから開きます。
・「エクスプローラー」を左クリック。

・「C:\Users\「ユーザー名」\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup」の赤文字のみのパスをコピペする。ユーザー名はご自身のユーザー名に変更してください。

 

・スタートアップに登録されているアプリケーションのショットカットアイコンを削除する場合は、「ショートカットアイコン」を左クリックし背景が青くなったことを確認します。

 

・削除したい「①ショートカットアイコン」を右クリック→「②削除」を左クリック。

 

・ショートカットアイコンが削除されたことを確認します。

「スタートアップに登録されている他のアプリケーションのショートカットアイコンを削除する」場合は、ここまでの作業を繰り返し行います。作業が完了したらパソコンを再起動し、アプリケーションが自動的に起動してこないか確認してみましょう。

 

「Windows8/8.1 スタートアップにアプリケーションを追加し登録する方法」については以上になります。

今日も明日もあなたにとって良き１日となりますように＾＾

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