この記事では、Windows10のパソコンで、復元ポイントを「自動作成したい」「自動作成されない」「自動作成を停止したい」といった方向けの記事となります。
この記事で得られること
Windows10のパソコンで、システムの復元ポイントを自動で作成するための設定方法を知ることが出来る。
対象OSWindows10
操作の案内の前に伝えておきたいこと
案内に入る前に2つ伝えておきたいことがあります。
1. Cドライブは初期設定では自動で復元ポイントが作成されるようになっている
初期設定では、復元ポイントはCドライブのみ自動で作成されるようになっており、Dドライブ以降の復元ポイントの作成はご自身で設定する必要があります。
仮に、システムの復元を実行してCドライブの復元ポイントが無い場合は、設定を変更した疑いがあります。
2. 復元ポイントが自動で作成されるタイミングについて
復元ポイントが自動で作成されるタイミングは以下の様々な要因が重なってきます。
【復元ポイントが自動的に作成されるタイミングについて】
①7日間に1回タスクスケジューラーによって作成される
タスクスケジューラーによって7日間に1回「パソコン起動時」と「0時になった時」に、パソコンがアイドル状態になり、アイドル状態が10分間続くと復元ポイントが作成される。
②7日間に1回の他に「重要な変更があった時」の以下の4つに該当する場合に作成される
1.OSを新規でインストールした場合
2.デジタル署名されていないアプリケーションやドライバーがインストールされた場合(海外のフリーソフトに多い)
3.Windows Updateによって更新プログラムがダウンロードされインストールされた場合
4.システムの復元が実行される直前
復元ポイントが作成されるタイミングについての詳細を知りたい方は、下記を参照してください。
→「Windowsの復元ポイントが自動で作成されるタイミングは1日1回?」
操作手順
では「Windows10 システムの復元ポイントを自動で行う方法」の案内入ります。
・左下にある検索ボックスに「①システムの復元」と入力→「②復元ポイントの作成」を左クリック。
・この画面で「復元ポイントが自動で作成されているかどうか確認」することが出来ます。
・ここでは「Dドライブ」の復元ポイントを自動作成する設定を行ってみたいと思います。
復元ポイントを自動作成したい「①ドライブ」を左クリック→「②構成」を左クリック。
・選択したドライブの情報が表示されます。「システムの保護を無効にする」にチェックが入っているので、現在、復元ポイントが自動で作成されていないことを意味します。
・「①システムの保護を有効にする」に左クリックでチェックを入れる→最大使用量の右にある「②バー」を、左クリック長押しで掴みスライドさせ、復元ポイントの最大使用量を決めます。
※復元ポイントの自動作成を停止したいのであれば、「システムの保護を無効にする」に左クリックでチェックを入れます。
【復元ポイントの最大使用量はいくつがいいのか?】
一概に「これがいい」と言うのは難しいですが、約1か月ほどの期間であれば10GBで十分です。
不安であればもっと多く使用してもいいですが、HDD・SSDの容量は多く設定をするとそれだけ容量を使うことは覚えておきましょう。特に、ノートパソコンなどはHDD・SSDの容量が小さい場合があるので、注意が必要です。
ちなみに、設定した最大使用量に達すると、古い復元ポイントから削除されていきます。
・最後に「①適用」ボタンを左クリック→「②OK」ボタンを左クリックして完了です!
「Windows10 システムの復元ポイントを自動作成する方法」については以上になります。
今日も明日もあなたにとって良き1日となりますように^^
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