タスクマネージャーより高機能なProcess Hackerのインストールと日本語化の仕方

この記事では、Process Hackerの

  • Process Hackerとは?
  • Process Hackerのインストールと日本語化の方法

の2つに分けて案内していきます。

 

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Process Hackerとは?

Process Hackerとは、Windowsパソコンに標準搭載されている「タスクマネージャー」と似ており、現在どのようなプログラムが動いているのか確認することが出来ます。タスクマネージャーでは表示されない子プロセスなどの詳細を知ることが出来るオープンソースの無料ソフトです。

こんな方におすすめです。

  • 特定のプロセスの詳細情報を知りたい。
  • CPUやメモリの使用率が高い場合、「svchost.exe」というプロセスの中にある子プロセスが原因である場合があるため、Process Hackerの詳細情報を表示し、子プロセスを停止することにより改善出来ることがある。
  • Windows標準搭載されているタスクマネージャをProcess Hackerに置き換えたい。

 

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Process Hackerのインストールと日本語化の方法

画像を使っての案内に入る前に、日本語化にするための手順を説明しておきます。

  1. 本家(英語サイト)からProcess Hackerをダウンロードしてインストール
  2. 日本語化を日本のサイトからダウンロードしてインストール

日本語化を配布しているサイトにいくと「日本語化セット」という名前で置いてあり、Process Hackerの本体と日本語化が2つあるセットと思いダウンロードしてインストールしましたが違うようです。日本語化セットのみをダウンロードしてインストールすると、

  • 表示されるはずの一部メニューが無い
  • 起動するときにエラーが出るが一応は使用する事ができる。
  • プログラムと機能をみるとインストールしたはずのProcess Hackerのアプリケーションが見当たらない

といった事が生じます。

これが不具合なのかどうかは解らないですが、日本語化セットというのはあくまで日本語化するためのプログラムなのかなと思います。本家から英語版のダウンロードとインストールを行い、その後に日本語化のプログラムを適用するといった手順になります。

では、画像を使っての案内に入ります。


・海外の本家のサイトProcess Hackerに飛び「Downloard」の緑色のボタンを左クリック。

緑色のアイコンのダウンロードを左クリック

 

 

・画面が切り替わるので「Installer」の緑色のボタンを左クリック。

緑色のアイコンのInstallerを左クリック

 

※Installer版の下にあるBinaries(Portable)版は、外部記憶装置(USBメモリ、DVD、BDなど)から作動できることが出来て、パソコンにインストールしなくても使用できるものです。ただ、このBinaries(Portable)を使って日本語化しようとしましたが私には無理でした。

Binaries(Portable)は日本語化出来ない

 

・保存先を聞かれるので指定します。今回は解りやすいようにデスクトップに保存します。左の項目が「デスクトップ」になっていることを確認し、右下にある「保存」ボタンを左クリックします。

左の項目のデスクトップを選択し保存ボタンを左クリック

 

・デスクトップに保存された「processhacker-2.39-setup.exe」をダブルクリック。

※ダブルクリック後、ユーザーアカウント制御の画面が出てきて「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と出てきたら「はい」を左クリック。

ダウンロードしたprocesshacker-2.39-setup.exeをダブルクリック

 

・セットアップの画面が開くので「I accept~」にチェックを入れて右下にある「Next」を左クリック。

I accept~にチェックを入れnextを左クリック

 

・インストール先を聞かれるので、そのままでよければ「Next」を左クリック。

インストール先を確認してnextを左クリック

 

・通常はそのままで大丈夫なので「Next」を左クリック。

チェックは現在入っているままでnextを左クリック

 

・スタートメニューに登録する際に、フォルダーを作成するかどうか聞いてきます。「Process Hacker 2」というフォルダーを作成しスタートメニューに登録したいのであればそのまま「Next」を左クリック。通常はこちらで問題ないです。

Process Hackerをスタートメニューに登録したいのであればそのままnextを左クリック

 

・自前に用意した専用のフォルダなどに入れていのであれば、「Browse」を左クリックし、フォルダを選び「Next」を左クリック。

他のフォルダを選択したいのであればBrowseを左クリックしてフォルダを指定しnextを左クリック

 

・スタートメニューに登録したくないのであれば、左下にある「Don’t Create~」にチェックを入れて「Next」を左クリック。

スタートメニューに登録をしないのであればDon't create~にチェックを入れnextを左クリック

 

・上から順に説明していきます。項目の内容によっては上のチェックを入れないと下のチェックが入れられない項目もあります。

各項目の説明

①additional shortcuts:

Creat a desktop shortcut

デスクトップにショートカットを作成する場合はチェックを入れ、作成しない場合はチェックを外します。

For the current user only

デスクトップにショートカットを作成する際に、現在操作しているユーザーのみ適用します。

For all users

デスクトップにショートカットを作成する際に、現在操作している含めるすべてのユーザーに適用します。

②Startup options:

Start Procces Hacher on system startup

スタートアップ(パソコン起動時)に登録するかどうか選択できます。Process Hackerをよく使用するのであればチェックを入れておきましょう。

minimized pm system tray

システムトレイに小さく常駐させておくことが出来ます。カーソルを合わせるだけですぐに確認することが出来て使い勝手がよく、人によっては便利な機能ではないかと思います。

minimized pm system trayにチェックを入れた際のパソコンの状態

③Other tasks:

Set Proccess Hacker as the default task manager for Windows

Windows標準搭載されているタスクマネージャーの代わりに、Procces Hacherを表示させることが出来る機能です。

Install KprocessHacker driver and allow unrestricted access (not recommended)

この項目に関して色々調べてみたのですが、「KprocessHacker」というのが一体どういったものなのか具体的には解りませんでした。ただ、not recommendedというのは「お勧めできません」という意味なので、チェックは外しておいたほうがいいでしょう。

・必要な項目にチェックを入れ終わったら右下にある「Next」を左クリック。

必要な項目にチェックが入れ終わったらnextを左クリック

 

・インストールが完了すると、以下の画面が出てきてチェックを入れた項目は下にあるFinishボタンを押すと動作します。

①Launch Process Hacker 2

Process Hackerが起動します。

②View Changelog

Process Hackerの今までの情報と更新履歴が見れます。

③Visit Process Hacker Website

本家のサイトに飛びます。

 

 

日本語化したい方は、Process Hackerが起動していると日本語化がうまくいかない場合があるので、一度、画面を閉じましょう。

Process Hacker本体のインストールはここまでで、次は、日本語化の方法について案内していきます。


・日本語化セットをダウンロードするためにTiltStr;;不定期版さんのサイトに行き、「DOWNLOAD」のアイコンを左クリック。

ダウンロード先に飛びDOWNLORDを左クリック

 

・保存先を指定します。

解りやすいようにここではデスクトップに保存します。

左の項目の「デスクトップ」を左クリックし、右下にある「保存」ボタンを左クリック。

左の項目にあるデスクトップを選択し保存ボタンを左クリックし、保存先を指定

 

・デスクトップに保存した「processhacker_3.0.0.435n_jp.zip」をダブルクリック。

保存したprocesshacker_3.0.0.435n_jp.zipをダブルクリック

 

・開いたフォルダの中に「processhacker_3.0.0.435n_jp」があるのでダブルクリックで開きます。

processhacker_3.0.0.435n_jpをダブルクリック

 

「ProcessHacker_v3.0.0.435jp.exe」をダブルクリックしてアプリケーションを起動します。

ProcessHacker_v3.0.0.435jp.exeをダブルクリック

 

・「実行」をボタンを押すとまれにProcess Hackerのソフトが正しく動作しない場合があるので、念のため「すべて展開」を左クリック。

すべて展開を左クリック

 

・保存先を聞かれるので指定します。

ここでは解りやすいように「デスクトップ」を指定し右下にある「展開ボタンを左クリック。

展開先を聞かれるので指定し展開ボタンを左クリック

 

・新たなウィンドウが出てくるので、「processhacker_3.0.0.435n_jp」のフォルダをダブルクリック。

processhacker_3.0.0.435n_jpをダブルクリック

 

・更に新たなウィンドウが出てくるので「ProcessHacker_v3.0.0.435jp.exe」をダブルクリック。

ProcessHacker_v3.0.0.435jp.exeをダブルクリック

 

・環境によってはWindows Defenderによってブロックされることもあります。その時は「詳細情報」を左クリック。冒頭のリンク先からダウンロードしたのであればウィルスではないのでご安心を。

Windows Dfender SmartScreenにブロックされた場合は、詳細情報を左クリック

 

・「実行」ボタンを左クリック。

※「この不明な発行元からのアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか」というユーザーアカウント制御画面が出てきたら「はい」を左クリックして下さい。

実行ボタンを左クリック

 

「次へ」ボタンを左クリック。

次へを左クリック

 

・お使いのパソコンに応じたbit数にチェックを入れます。ここでは64bitにチェックを入れ「次へ」ボタンを左クリック。

※32bit,64bitの両方を選択することもできますが、説明書を読むとエラーとなるみたいです。

使用しているパソコンのbit数と同じものを選択し次へを左クリック

参考

自分のパソコンのbit数が解らない方はこちらを参照してください。

パソコンのスペック(基本情報)の確認方法と見方

 

・インストール先を必要に応じて指定します。ここではデフォルトのままのCドライブのProglam FilesにProcess Hackerをインストールするので「次へ」ボタンを左クリック。

インストール先を指定して次へを左クリック

 

・先ほど選択したインストール先でいいのか最終確認の画面が出てくるので「開始」を左クリック。

開始を左クリック

 

・インストールが完了すると「日本語化セットのインストールが完了しました。」と出るので、「完了」ボタンを左クリック。

完了を左クリック

 

 

Process Hackerを起動してみましょう。ちなみに日本語化をインストールすると、

  • 本体(Process Hacker 2)
  • 日本語化(Process Hacker)

の2種類があります。

 

そして、Process Hackerの日本語化を用意してくださったTiltStr;;不定期版さん、この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

「Process Hackerのインストールと日本語化の仕方」については以上になります。

参考になれば幸いです。


 

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