ここではWindows標準搭載されている「レジストリエディタ」を使って、2つに分けて説明して行きます。
- Windows7 レジストリのバックアップ方法
- Windows7 レジストリの復元方法
Windows7 レジストリのバックアップ方法
まず現在開いているアプリケーションやプログラムを全て閉じます。次にレジストリエディタを開いて見ましょう。
・左下にある「スタートメニュー」を左クリックし検索ボックスに regedit と入力して「Enterキー」を押すかプログラム内にあるregeditを左クリックし、ユーザーアカウント制御の画面が出てくるので「はい」を左クリック
※管理者のパスワードを求められたら管理者のパスワードを入力します。
・すると下図のような画面が出てきて「レジストリエディタ」の画面になります
※レジストリエディタの復元方法で飛んできた方はこちら
→(レジストリエディタの復元方法の記事内に戻ります)
・左上にある「ファイル」を左クリックし「エクスポート」を左クリック
・保存する場所は何処でもかまわないですが、わかりやすい場所に保存するのであればデスクトップがおすすめです。
左側にある「デスクトップ」左クリックし上にある保存する場所が「デスクトップ」になっている事を確認し、最後にファイル名を入れて「保存」ボタンを左クリックします。ここではファイル名はわかりやすいように今日の日付「2016.4.23」と入れました。
・するとカーソルが青くクルクルとまわるので、カーソルが元の矢印になるまで待ち、終わったらデスクトップに保存されているかどうか確認します。
デスクトップにレジストリのバックアップのファイルが見つからない場合は、保存場所を間違えている可能性が高いので、保存する際にしっかりと保存先を確認してみましょう。
レジストリの復元をそのまま行う方はレジストリエディタは開いたままにして、そのまま進んでください。
Windows7 レジストリの復元方法
では次に「Windows7 レジストリの復元方法」について案内していきます。
※レジストリエディタの開き方が解らない方はこちら
→(レジストリのバックアップの記事内に飛びます)
・左上にある「ファイル」を左クリックし「インポート」を左クリックすると、インポートするファイルを選ぶ画面に切り替わるのでここでファイルを選択します。
何処にファイルを置いたか解らない方は1度、画面を閉じてファイルの位置を確認しましょう。解りやすいようにデスクトップに保存する事をおすすめします。
・デスクトップに保存した仮定で話を進めていきます。
左に「デスクトップ」とあるので左クリックし、上のボックスが「デスクトップ」になっている事を確認します。すると右側にデスクトップに置かれているファイルが表示されます。ここで復元したいレジストリのファイルを左クリック
・次に、下にある「ファイル名」のところに指定したファイルになっている事を確認し、右下にある「開く」を左クリック
・レジストリファイルのインポートと出るので待ちます。他の作業は行わずに待ちましょう。
※このときにパソコンの電源を切ってはいけません。最悪はパソコンが起動できなくなります。
・場合によっては、下図のような画面が出てくるかと思います。
「~regをインポートできません。データの一部をレジストリに書き込むことができませんでした。システムまたはその他のプロセスによって、開かれているキーがあります」 |
これは今回のことで言えば、Windowsが起動していてレジストリエディタでレジストリの復元をしている事を指しているので、どうにかしようとしても現実的にムリです。無視して大丈夫です。
レジスト全体の情報を1度テキストで保存して、日付を確認してみましたが、ちゃんと変更したキーに書き換えられていました。
そして、パソコンの設定に関しても再起動後、変更されている事が確認できています。
再起動をしないとレジストリキーの変更は行われないので、最後に再起動しておきましょう。
「Windows7 レジストリのバックアップと復元方法」については以上になります。
参考になれば幸いです。
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この方法はすごく役に立ちました!Windows 7のレジストリバックアップがこんなに簡単だとは思いませんでした。これからも役立つ情報を楽しみにしています!
お礼のお言葉ありがとうございます。
Windows7をお使いの様ですが、セキュリティ面からするとウィスルにかかりやすいので、現行で1番新しいOSのWindows11を使用する事をおススメします。