この記事では、Windowsのパソコンに搭載されている「隠しファイル・隠しフォルダー」の機能の意味について案内しております。
この記事で得られること
○ 隠しファイルおよび隠しフォルダーについて
○ なぜファイルやフォルダーは隠れているのか?
○ 隠しファイルおよび隠しフォルダーには「元から隠れているもの」と「ユーザーが指定して隠れているもの」の2種類がある
対象OSWindows7、Windows8/8.1、Windows10
※操作案内に関しては、Windows7以降になりますが、「隠しファイル・隠しフォルダー」の意味についてはどのOSでも一緒です。
隠しファイルおよび隠しフォルダーについて
タイトル通り隠れているものは2つあります。
- 隠しファイル
- 隠しフォルダー
初心者の方にも理解できるように「ファイル」と「フォルダー」について簡単に説明させていただきます。例として「Google Chrome」のフォルダーの中身を見てみましょう。
【ファイルについて】
ファイルとは、別の呼び方では「データ」とも言います。エクセルやワード、画像、音楽、ドキュメントなどあります。ちなみに、アプリケーションはソフトウェアを指すので、ファイルと言う呼び方はしません。
【フォルダーについて】
フォルダーとは、ファイルを格納し、一か所にまとめることが出来る事を言います。
この「ファイル」と「フォルダー」が隠れている事を「隠しファイル」または「隠しフォルダー」と言います。
初期設定では、「隠しファイル」または「隠しフォルダー」は非表示になっており、ユーザーには見えないようになっております。あくまでファイルやフォルダーが「見えないだけ」で、実際には存在しております。
OSがインストールされているCドライブを例に見ると、「ProgramData」というフォルダーが隠しフォルダーになっています。
「隠しフォルダーは表示されている状態」と「隠しフォルダーが非表示の状態」については以下になります。
【隠しフォルダーが表示されている状態】
【隠しフォルダーが非表示の状態】
お気づきかもしれないですが、隠しフォルダーはよく見るとアイコンが「半透明」になっていることがわかります。
よって、半透明になっているフォルダーは隠しフォルダーになっていることを意味し、「隠しファイル」も半透明になっております。
何故ファイルやフォルダーは隠れているのか?
ファイルやフォルダーが何故見えないようになっているかと言うと、ユーザーが重要なファイルやフォルダを誤って消してしまわないようになっているからです。誤って削除してしまった場合は、アプリケーションが開けなくなったりパソコンに不具合が生じます。
【注意点】
何かの作業を行った後には、誤ってファイルやフォルダーを削除してしまわないように必ず「隠しファイル」および「隠しフォルダー」は非表示にしておきましょう。
隠しファイルおよび隠しフォルダーには「元から隠れているもの」と「ユーザーが指定して隠れているもの」の2種類がある
隠しファイルおよび隠しフォルダーには2種類あります。
- 元から隠されているもの
- ユーザーが個別に隠したもの
1. 元から隠されているもの
元から隠しファイルになっているのは、先述したCドライブにある重要な「ProgramData」などがあります。
2. ユーザーが個別に設定したもの
プロパティから「隠しファイル」にチェックを入れることで、各フォルダーを個別に隠すことが出来て、見られたくないファイルやフォルダーを隠すときには役に立ちます。
【隠しファイルのチェックの入れ方】
ファイルまたはフォルダーを右クリック→プロパティ→タブが「全般」になっていることを確認→「隠しファイル」に左クリックでチェックを入れる→「OK」ボタンを左クリック
【元から隠されているものは絶対に解除してはならない】
「1.元から隠されているもの」にあるファイルやフォルダーも、この方法で隠すことを解除することが出来ますが、絶対に解除してはいけません。最悪の場合はパソコンが起動できないといったことも十分にあります。
その他のパソコン用語について知りたい方は、下記を参考にしてみて下さい。
「隠しファイルおよび隠しフォルダーとは?」については以上になります。
参考になれば幸いです^^
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