Windows Updateの自動更新プログラムの落とし穴

Windows Updateを行う際、自動更新で行うか手動で行うか選べます。

手動だと忘れてしまう場合があるので、Microsoftも推奨している自動更新がオススメです。

 

更新プログラムに関しては、3つの更新プログラムがあります。

 

1.重要な更新プログラム
2.推奨される更新プログラム
3.オプションの更新プログラム

 

※各、更新プログラムの違いについては知りたい方はこちらを参照してみて下さい。

「Windows Updateの更新プログラムの種類」

 

Windows Updateは初期設定では、パソコンの電源が入っており、インターネットに繋がっている状態だと毎日AM3:00に下図のようにWindows7だと右下のタスクバーに通知が来て、自動的になんらかしらの更新プログラムのインストールが始まります。

 

Windows7の場合

タスクバーに更新プログラムが表示される

 

「更新プログラムをダウンロードするか、インストールを行うかどうかは選択する」にチェックが入っていると右下のタスクバーに通知が来たのち、

更新プログラムをダウンロードするか、インストールを行うかどうかは選択するにチェックが入った画像

 

シャットダウンや、再起動しようとするとビックリマークが付くようになっています。

再起動やさっとダウンしようとした時にビックリマークが表れる

 

ちなみに、重要な更新プログラムが無い日があるときは、自動更新の設定になっていてもインストールも通知もされません。

仮に、自動更新の設定になっていてもAM3:00にパソコンの電源が入っておらず、インターネットに繋がっていない状態だと重要な更新プログラムはダウンロードされず、重要な更新プログラムがあったその日から、パソコンを起動しインターネットに繋がってた時点で、自動的にインストールされます。

 

そして、自動更新と言うものはあくまで「1.重要な更新プログラム」の事を指しているので、「3.オプションの更新プログラム」はインストールされません。

そうです。

 

ここが自動更新の落とし穴です。

 

オプションの更新プログラムはインストールされません。

丁度、私のWindows7のパソコンにまだ12個のオプションプログラムが残っていたので、「Windows 7 for x64-Based Systems 用更新プログラム (KB2574819)」のKB2574819という数字を元に、「MicrosoftのHP」から検索して調べてみました。

 

以下、Microsoftから引用

この資料では、Windows 7 Service Pack 1 (SP1) および Windows Server 2008 R2 SP1 にデータグラム トランスポート層セキュリティ (DTLS) のサポートを追加する更新プログラムについて説明します。この更新プログラムにより、トランスポート層セキュリティ (TLS) プロトコルの代わりに DTLS プロトコルをサポートするアプリケーションの低速ネットワーク接続においてプロトコルのオーバーヘッドが減少します。

注: <b>DTLS は、ユーザー データグラム プロトコル (UDP) プロトコルに基づいた TLS 機能を提供します。TLS は伝送制御プロトコル (TCP) に基づいているので、DTLS は TLS より パフォーマンスが良好です。

引用元:Microsoftサポート

 

難しい用語が並んでおりますが、簡単に説明します。

自宅のパソコンから会社のパソコンを使うことが出来る事をリモートデスクトップといいます。

リモートデスクトップを使用する際に、時間をかけず円滑にそして、安全にやりとりが出来るのがこの更新プログラム(KB2574819)だよと言いたいのです。

このように人によってはリモートデスクトップを使っていても、更新プログラムの中身を知らなければ、インストールしていない人がいるのではないかという事です。

リモートデスクトップ機能を使っている人からすればパフォーマンスが上がるという事なので、かなり損をしている事になります。

 

中には、更新プログラムをインストールしてパソコンの調子が悪くなる事もあり、お使いのパソコンの環境によってはどうするのか賛否両論なところですが、普通に使用しているのであればよっぽどの事が無い限りありません。

このように細かいものも入れれば無数にあり、一つ一つ調べるので大変なので、全ての更新プログラムはインストールしておいた方がいいと思います。

 

※謝罪 2016/12/9

上記の文面は私の主観的な事が入っており、普通と言う定義が難しく、全ての更新プログラムのインストールを薦めていましたが、文面にもあるように100%とは言い切れないので、訂正させていただきます。

結論としては、お使いのパソコンの環境によっては問題が生じる可能性はゼロとはいえませんがあります。ただし、可能性は低いので全てにチェックを入れるか、それとも可能性が低いとは言えリスクはあるので、心配の方は「重要な更新プログラム」のみチェックを入れればいいかと思います。

この一軒で、パソコンに何らかの問題が生じてしまった皆様、大変申し訳ございませんでした。

今後この事が無いように日々勉強し、誠心誠意言葉だけでは無く努力していくので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

全ての更新プログラムのインストールの仕方については、下記のWindows Update関連の記事にある「Windows Updateの自動更新または手動の設定の仕方」でOS毎に説明します。

 

Windows Update関連の記事

「Windows Updateの更新プログラムとは?」

「Windows Updateの自動更新または手動の設定の仕方」

「Windows Updateが進まなかったり終わらない場合」

「Windows Updateが失敗した時の対処方法」


スポンサーリンク
 
関連記事(スポンサー含む)
 
  • コメント: 1

コンピュータウイルス対策ソフトを導入するだけでは意味が無い前のページ

Windows Updateの自動更新または手動の設定の仕方次のページ

関連記事

  1. Windows Update・更新プログラム

    Windows Updateの自動更新または手動の設定の仕方

    この記事は、Windows7、Windows8/8.1のパソコンで「W…

  2. Windows Update・更新プログラム

    Windows11 更新プログラムの履歴を確認する

    Windows11のPCで、Windows Updateの更新プログラ…

  3. Windows Update・更新プログラム

    累積更新プログラムとは?通常の更新プログラムとの違い

    この記事では、累積更新プログラムとは一体何なのか?そして、通常の更新プ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

スポンサーリンク

カテゴリー

PAGE TOP