セーフモードとは、必要最小限の構成でパソコン(windows)を立ち上げ、パソコンに何か問題があった時によく用いられる機能です。
セーフモードはWindowsが起動しない時や画面が固まった時などの原因を追求するときに、問題の切り分けにも使える事が出来ます。
→「セーフモードでパソコン(Windows)を起動する方法」はこちら
セーフモードは問題の切り分けの際に非常に重要
パソコンが重い・遅いまたは、起動できないといった場合、様々な原因が考えられ、その原因を究明するときに大いに役に立ち、むやみに色々な作業を行うのは効率が悪いです。
パソコンが重かったりする場合はセーフモードで立ち上げて問題の切り分けを行う事によってある程度の予測が立てられ、次はどんな作業をすればいいのかが分かります。
いくつか例を見てみましょう。
例①
Q. 最近パソコンが重くなってきて、HDD(ハードディスク)の最適化を一通りしても改善されなかった。セーフモードで起動してみたところパソコンは重くなく問題がない。 |
A. セーフモードは必要最小限の構成で立ち上がるので、常駐ソフトか周辺機器または、ウイルスに感染している問題がある可能性が高いです。 |
例②
Q. Windowsの起動ロゴが表示された後、デスクトップの画面まで表示されず起動できないので、セーフモードでパソコンを立ち上げたところ、デスクトップ画面までたどり着けることができた。 |
A. これも常駐ソフトか周辺機器関連の問題である可能性が高い事が分かります。 |
パソコンが重いときにセーフモードは
- 常駐ソフトが原因
- 周辺機器が原因(ドライバ関連も含む)
の2つの予想が立てられるので次に行う事は、「常駐ソフトの停止と周辺機器を外してみる」という事になります。
仮にセーフモードで問題がなければその他の問題が考えられます。
このようにセーフモードはパソコンが重かったり通常起動出来ない時に、問題の切り分けが出来るので大変便利な機能です。
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