chkdsk(チェックディスク)

chkdsk(チェックディスク)機能を使ってHDDのエラーをチェックして修復する

パソコンが重い、または遅い場合、chkdsk(チェックディスク)でHDDのエラーを修復する事により改善される場合があるので、1度、試してみるといいでしょう。

対象OSWindows7、Windows8/8.1、Windows10

 この記事で得られること
Windows7、Windows8/8.1、Windows10のパソコンでchkdsk(チェックディスク)の使い方とログの確認方法を知ることが出来る。

※2016.7.26 一部修正

※2016.11.20 注意点の「chkdsk(チェックディスク)中はパソコンを操作する事はできない」についてWindows7を含めた以前のOSが対象となります。申し訳ございません表記が抜けておりました。

チェックディスク)とは?

chkdsk(チェックディスク)とは、パソコンのHDD上で破損しているファイルや異常があるフォルダが無いかを調べたり、異常が見つかった際に修復ができるWindows標準搭載の機能の事です。外付けハードディスクはもちろんの事、USBフラッシュメモリーに対しても行えます。

ファイルのコピーやパソコンの起動に時間が掛かるなどパソコンが重いと感じる場合、原因の一つとしてHDDに問題がある場合があります

チェックディスクを実行すればそういった問題を見つけ出し修復できる可能性があるのです。

しかし、ここで挙げた『修復』とはあくまでファイルシステム(ソフトウェア)に対してのことで、物理的なHDD(ハードウェア)を修復することではありません。ここでいう物理的というのは例えばハードディスクの寿命や外的要因でハードディスクが故障している事を指します。

そのためchkdsk(チェックディスク)はハードディスクが壊れかけているか?または既に壊れたか?の判断をするに過ぎませんので、ファイルシステムの修復が可能とはいえ過剰な期待はしないほうがいいでしょう。

※今よりもハードディスクの状態が悪くなる事がありえるので、最悪な事態のことも考えてバックアップは必ずとりましょう。

chkdsk(チェックディスク)を行う際の6つの注意点

そもそもchkdsk(チェックディスク)を行うという事は、HDDの調子が悪い証拠なので下手するとHDDに寿命が来ている事も考えられます。

このような不安定な状態では、周辺機器をつないでいるだけでもchkdskがうまくいかない場合もあります。不安定な状態のパソコンではあらゆる不測の事態を想定して行うのが基本です。

面倒くさいとは思いますが、必ずちゃんと理解してから行うようにしましょう。

最悪の場合は、パソコンがフリーズしたり、起動できなくなったり、データが消えてしまうなどあるので注意が必要です。

そして、チェックディスクの実行には「管理者権限」が必要です。念を押して細かい部分もありますが、注意点は6つになります。

1.chkdsk(チェックディスク)を実行する際は念のため開いているアプリケーションを停止する

chkdsk(チェックディスク)限らずそうですが、こういう重要なプログラムを扱う際は、必ず今開いているアプリケーションを全て終了しましょう。実行する前に他のアプリケーションソフトが動いていると誤作動の原因になる場合があるからです。

Windows8以降のOSに関しては、他の作業を行えますがHDDに頻繁にアクセスするため念のためです。

2.chkdsk(チェックディスク)を実行する際は周辺機器を外す

マウスとキーボードのみの状態にします。

周辺機器が繋がっていると処理が遅くなったり、周辺機器や周辺機器のドライバーに問題があった時はchkdsk(チェックディスク)がうまくいかない場合がありますので、周辺機器は外しておいたほうが念のためいいです。

3.chkdsk(チェックディスク)中はパソコンを操作する事はできない

Windows7を含めた以前のOSでは、チェックディスク中はパソコンを操作できません。Windows8以降に関しては操作できますが、HDDに頻繁にアクセスするので念のため操作しないほうがいいと思います。

パソコンの前にずっと居座らなくてもいいですが、Windows7の場合「不良セクターをスキャンし、回復する」にチェックを入れると、環境によってはかなり時間がかかることがありますので就寝前や何処か出かける時など、パソコンを使わないときに行いましょう。

4.chkdsk(チェックディスク)中は電源を切ってはならない

電源を切ってしまったりノートパソコンの場合、電源コンセントを挿さずにchkdsk(チェックディスク)を行うとバッテリーが持たなくなって途中でパソコンがシャットダウンしてしまう可能性があります。

ノートパソコンでchkdsk(チェックディスク)を行う際は、必ず電源コンセントを繋いで行いましょう。途中で電源が落ちてしまうと最悪の場合、パソコンが起動できなくなる事もあるので絶対に電源を切ってはいけません。

ちなみに1週間パソコンを放置していてもチェックディスクが終わらないこともあります。

そうなるとやむを得ず電源を物理的に切るしか方法がなく、結果、電源ボタンを押して電源を入れた際に、パソコンが立ち上がらなくなる時があります。こうなってしまったらもう後はセーフモードで立ち上がるか確認てみたり、システムの復元、OSの再インストールなどを行いどうにかするしかないです・・。

そして、雷雨などの時は停電する可能性があるため、なるべくなら天気のいい日にした方がいいです。

5.chkdsk(チェックディスク)を行うとデータが消失する可能性がある

chkdsk(チェックディスク)はパソコンのシステムが正しく動く事が目的で、特定のファイルが壊れているとそのファイルの回復を行います。

回復をした際に、

「壊れている部分のファイルは読み込まない=元のファイルは削除されてしまう」

ので結果データが消失してしまいます。

詳細は「不良セクターとは?(記事内に飛びます)」をご覧になってみてください。

最悪な事態は想定して必ず自前に必要なデータはバックアップしておきましょう。

6.chkdsk(チェックディスク)の項目

チェックディスクを行おうとするとWindows7ではこのような画面が出てきて、2つの場所にチェックを入れる項目が現れます。

ファイルシステムと不良セレクターの選択

※Windows8/8.1,Windows10ではこの画面は出てきません。

ちなみに2つのチェックボックスにチェックを入れなければ修復や回復は行われず、問題となる報告だけが行われます。

ファイルシステムエラーを自動的に修復する

ファイルやフォルダーにエラーが見つかると自動的に修復してくれます。

不良セクターをスキャンし、回復する

ファイルやフォルダー、ハードディスクの中の使用していない領域も全てチェックを行い、不良セクターを見つけて修復してくれます。

但し、この項目はやりすぎるとパソコンが起動できなくなったりするので、最後の手段としましょう。

「不良セクターをスキャンし、回復する」にチェックを入れた場合、膨大な時間がかかることがあります。

例として、私のパソコンでは購入して約4年ほどで、仕事でたまに使っていましたがここ1年前ぐらいからプライベートで頻繁に使う事になり、HDD(ハードディスク)の容量は690GBで空き容量が610GBの環境。このパソコンでチェックディスクを行うのは始めてで、約3時間ほどかかりました。参考にしてみてください。

不良セクターとは?

注意点では無いですが、ここで不良セクターについて少し説明します。

HDD(ハードディスク)の中には下図のように「セクター」というものがあります。

セクターとは簡単に言うとハードディスクが記憶する場所とも言えます。

———————X

——————–XX

X—————X—–

——–X—-X———

-がセクター

Xが不良セクター


Xになっている部分が不良セクターになります。

ハードディスクは不良セクターがあったとしてもメンテナンスの機能を持っているので、不良セクターの部分を回避して正常のセクターを読み込んだり書き込んだりします。長年パソコンを使用すると必ず不良セクターは出てきてしまうのです。

許容範囲内であればいいのですが許容範囲を超えてしまうと、パソコンが立ち上がらなかったり、フリーズしたり様々な問題が出てきます。

これはCDと似ており、CDの傷ついた部分は音が飛びますよね?その部分を強引に早送りすれば後の曲は聴けた経験ないでしょうか?まさにCDで言えば傷の部分が不良セクターといいます。この不良セクターの部分を修復すると、パソコンは二度とそのセクターにはアクセスしないようになります。

よって、「修復」というよりは問題があるところに関しては「アクセスしない」という解釈になります。

セクターのより詳細な情報を知りたい方は下記を参照してみてください。初心者の方にでも解るようにかみ砕いて説明しております。

 

では最後に注意点のまとめです。

chkdsk(チェックディスク)を行う際の注意点のまとめ

  1. チェックディスクを実行する際は念のため全てのアプリケーションを停止する
  2. チェックディスクを実行する際は周辺機器を外す
  3. チェックディスク中はパソコンを操作する事はできないので、時間に余裕があるときに行う(Windows7を含めた以前のOSが対象)
  4. チェックディスク中は電源を切ってはならない
  5. チェックディスクを行うとデータが消える可能性があるので必ずバックアップをとっておく
  6. Windows7でのチェックディスクの種類は「ファイルシステムエラーを自動的に修復する」と「不良セクターをスキャンし、回復する」があり、まずは「ファイルシステムエラーを自動的に修復する」を実行する。それでもパソコンの調子が悪い時のみ必ずバックアップを取り「ファイルシステムエラーを自動的に修復する」を実行する。

※もし仮にチェックディスク中にいつまでたっても終わらない場合は、コマンドプロンプトで強制的に終了できることもあるみたいですが、検証したことがないので他のサイトを参考にしてみてください。

chkdsk(チェックディスク)機能の使い方とログの確認方法

それでは実際にchkdsk(チェックディスク)を行ってみましょう。

chkdsk(チェックディスク)機能の使い方の手順に関しては、WindowsのOSのバージョンごとに案内してます。

※Windows10に関しては申し訳ないですが準備中です。Windows8/8.1の操作方法を参考にしてみてください。


・Windows7
「Windows7 chkdsk(チェックディスク)機能の使い方とログの確認法」

・Windows8/8.1
「Windows8/8.1 chkdsk(チェックディスク)機能の使い方とログの確認方法」

・Windows10
「Windows10 chkdsk(チェックディスク)機能の使い方とログの確認方法」(準備中です)


 

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