この記事では「オンラインストレージ」の意味について説明しております。
この記事で得られること
以下の4つについて知ることが出来る。
・オンラインストレージとは?
・オンラインストレージには無料と有料がある
・オンラインストレージのメリットとデメリット
・メーカーによってはオンラインストレージ専用のアプリケーションがある
目次
オンラインストレージとは?
オンラインストレージとは別名「クラウドストレージ」とも言います。
オンラインストレージとは、自分のパソコン内にデータやファイルを保存するのではなく、各メーカーが用意しているサーバーに保存することを言います。
サーバーは簡単に説明すると、各メーカーが用意している「パソコン(HDD・SSD)」になります。
言い換えれば、メーカーが用意してくれている「パソコン」を借りて、インターネット経由でデータやファイルを保存することが出来ます。
オンラインストレージには無料と有料がある
オンラインストレージには「無料」と「有料」があり、どちらも必ずアカウントが必要となってきます。
1.無料のオンラインストレージについて
「無料」のものに関してはやはり無料なので、容量制限が低く設定されています。例えばGoogleが提供している「Google Drive」では15GBとなっております。
容量制限が15GBと言っても他社と比較してみると解りますが、アカウントを作成するだけで15GB分も使用できるのはなかなかありません。
15GB以上の容量を使用したいのであれば、月額の料金を払うことにより使用することが出来ます。
2.有料のオンラインストレージについて
月額の料金を支払うことにより使用することが出来ます。
有料のオンラインストレージには「無料から有料のもの」と「最初から有料のもの」の2つがあります。
この2つの大きな違いは「無料から有料のもの」に関しては、個人で使用することが目的で「最初から有料のもの」に関しては、法人で使用することがほとんどです。
オンラインストレージのメリットとデメリット
なぜオンラインストレージを使用するのかご存じでしょうか?
オンラインストレージの「メリット」と「デメリット」について見てみましょう。
1.オンラインストレージのメリット
・パソコンのHDD・SSDの最大容量が少なくても空き容量を確保することが出来る
・HDD・SSDを増設しなくて済む
・ファイル共有を簡単に行えるため、パソコンが違っても一つのファイルを共有することが出来る
・スマートフォンやタブレットからでもアクセス可能なため、緊急な時などにはすぐに中身を確認することが出来る
・パソコンの書き込みや読み込みの作業が減るため、理論上、HDD・SSDの観点からみるとパソコンの寿命が長くなる
2.オンラインストレージのデメリット
・アカウントが必要となってくる
・アカウントIDやパスワードを忘れてしまうと、使用できなくなる(ただし、契約している会社に問い合わせることにより教えてくれる場合がある)
・オンラインストレージに限らずインターネットを使用する以上、IDやパスワードなどが漏洩するリスクがある
・基本的にはインターネットに接続していないと使用できない
・地震などの災害によりサーバに被害を受けてしまうと、データは復元出来ないリスクがある
オンラインストレージのメリット・デメリットは上記になり、使用するのであれば結局のところ「人それぞれ」です。
しかし、個人的にはメリットの方が多いかと思います。「アカウントの管理」さえ自分でちゃんと行うことが出来れば問題ないかと思います。
メーカーによってはオンラインストレージ専用のアプリケーションがある
オンラインストレージを使用する際は、先述した通り「アカウント」が必要となってきます。ブラウザーを起動してオンラインストレージにログインすることにより、使用することが出来ます。
しかし、わざわざブラウザーを起動しなくてもアプリケーションをインストールすることで、あたかも自分のパソコン内にデータやファイルを保存することも出来ます。
※画像はパソコン内にあるMicrosoftが提供しているオンラインストレージの「One Drive」になります。
オンラインストレージのアプリケーションをインストールして使う方法は、パソコンと完全に分けて使用したかったり等の理由により、人によっては感覚的に合わないこともあります。
最後に
いかがでしたでしょうか?
テクノロジーが今後もますます発展していき、セキュリティの問題などはありますが、OSだけ動かしてデータやファイルの保存は全てインターネット経由になり、パソコンから記憶装置(HDD・SSD)がなくなる未来が来るかもしれません。
その他のパソコン用語について知りたい方は、下記を参考にしてみて下さい。
「オンラインストレージとは?」については以上になります。
今日も明日もあなたにとって良き1日でありますように^^
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