Windows7 システムの復元ポイントを自動作成する方法

この記事では、Windows7のパソコンで、復元ポイントを「自動作成したい」「自動作成されない」「自動作成を停止したい」といった方向けの記事となります。

 この記事で得られること
Windows7のパソコンで、システムの復元ポイントを自動で作成するための設定方法を知ることが出来る。

対象OSWindows7

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操作の案内の前に伝えておきたいこと

案内に入る前に2つ伝えておきたいことがあります。

  1. Cドライブは初期設定では自動で復元ポイントが作成されるようになっている
  2. 復元ポイントが自動で作成されるタイミングについて

1. Cドライブは初期設定では自動で復元ポイントが作成されるようになっている

初期設定では、復元ポイントはCドライブのみ自動で作成されるようになっており、Dドライブ以降の復元ポイントの作成はご自身で設定する必要があります。

仮に、システムの復元を実行してCドライブの復元ポイントが無い場合は、設定を変更した疑いがあります。

 

2. 復元ポイントが自動で作成されるタイミングについて

復元ポイントが自動で作成されるタイミングは以下の様々な要因が重なってきます。

【復元ポイントが自動的に作成されるタイミングについて】
①7日間に1回タスクスケジューラーによって作成される
タスクスケジューラーによって7日間に1回「パソコン起動時」と「0時になった時」に、パソコンがアイドル状態になり、アイドル状態が10分間続くと復元ポイントが作成される。
②7日間に1回の他に「重要な変更があった時」の以下の4つに該当する場合に作成される
1.OSを新規でインストールした場合
2.デジタル署名されていないアプリケーションやドライバーがインストールされた場合(海外のフリーソフトに多い)
3.Windows Updateによって更新プログラムがダウンロードされインストールされた場合
4.システムの復元が実行される直前

復元ポイントが作成されるタイミングについての詳細を知りたい方は、下記を参照してください。
「Windowsの復元ポイントが自動で作成されるタイミングは1日1回?」

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操作手順

では「Windows7 システムの復元ポイントを自動で行う方法」の案内入ります。

 

・左下にある「①スタート」ボタンを左クリック→「②コンピューター」を右クリック「③プロパティ」を左クリック。

左下にある「①スタート」ボタンを左クリック→「②コンピューター」を右クリック→「③プロパティ」を左クリック。

 

・左の項目にある「システムの保護」を左クリック。

左の項目にある「システムの保護」を左クリック。

 

・復元ポイントを自動設定で設定したい「①無効のドライブ」を左クリック→「②構成」を左クリック。

復元ポイントを自動設定で設定したい「①無効のドライブ」を左クリック→「②構成」を左クリック。

【ドライブが複数ある場合】
先述しましたが、ドライブがCドライブ以外ある場合は、個別に設定をする必要があります。

 

・現在は、復元ポイントが自動で作成されておらず、「システムの保護が無効」になっているので有効にしていきます。

現在は、復元ポイントが自動で作成されておらず、「システムの保護が無効」になっているので有効にしていきます。

 

「①システム設定とファイルの以前のバージョンを復元する」「②ファイルの以前のバージョンのみを復元する」の2つあるので、どちらかに左クリックでチェックを入れます。

「①システム設定とファイルの以前のバージョンを復元する」と「②ファイルの以前のバージョンのみを復元する」の説明。
①システム設定とファイルの以前のバージョンを復元する
復元ポイントには主に、「システムの復元」と「ファイルの以前のバージョン(シャドウコピー)」の2つの役割があります。
「システム設定」とは、システムの復元の事を指し、パソコンの調子が悪くなった時に、パソコンを正常だった以前の状態に戻す機能です。
「ファイルの以前のバージョン(シャドウコピー)」は、初心者の方はあまり聞いたことが無いかと思いますが、ファイルを誤って削除してしまった時にファイルを元に戻す事が出来る機能になります。
ごみ箱から削除してしまったファイルも復元する事が出来ます。
Cドライブ以外にアプリケーションやドキュメントなどのユーザープロファイルがある場合、こちらにチェックが入っていないと、システムの復元を行った際に整合性が取れなくなり、一概には言えないですが失敗する恐れがあります。
もし、Dドライブなどにアプリケーションやドキュメントなどのシステムに関するものがある場合は、こちらに左クリックでチェックを入れることをおすすめします。
②ファイルの以前のバージョンのみを復元する
こちらにチェックを入れると、システムの復元を行わない設定になります。
誤って削除してしまったファイルを元に戻す機能のみを使いたいのであれば、こちらに左クリックでチェックを入れます。

 

・どちらかに左クリックで「①チェック」を入れる→左クリック長押しで「②バー」を掴みスライドさせる→復元ポイントをどれぐらいの容量を確保するのか「③容量」を確認します。

左クリックで「①チェック」を入れる→左クリック長押しで「②バー」を掴みスライドさせる→復元ポイントをどれぐらいの容量を確保するのか「③容量」を確認します。

【最大使用量について】
最大使用量とは、復元ポイントの容量に対してどれぐらい確保するのかになります。1つの復元ポイントによって容量が違い、どのぐらい割り当てればいいのか一概には言えないですが、システムの復元を行う際に1ヶ月前までさかのぼりたいのであれば、10GBあれば十分です(パーセンテージではなくGBの単位なります)。
ちなみに、最大使用量に達すると、古い復元ポイントから自動的に削除されていきます。

 

「①適用」ボタンを左クリック→最後に「②OK」ボタンを左クリックして完了です!

「①適用」ボタンを左クリック→最後に「②OK」ボタンを左クリックして完了です!

 

「Windows7 システムの復元ポイントを自動作成する方法」については以上になります。

お役に立てれば幸いです^^


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